水野誠一 Think the Earthプロジェクト理事長
2001年にスタートしたTTEプロジェクトの活動は、2011年2月19日に10周年を迎えます。これもひとえに皆様のご支援、ご理解のおかげと、心より御礼申し上げます。
さて最近、世界政治の舞台で、地球環境問題が大きくクローズアップされるようになりました。また、宇宙飛行士の野口聡一さんの宇宙ステーションでの活躍と、twitterに送られてくる地球の写真は、毎日私たちにかけがえのない美しい地球のことを思い起こさせてくれます。皆様にとっても「地球を考える=Think the Earth」がますます身近なことになってきたのではないでしょうか。
私はかねがね、「負けるが勝ち」という古くからの諺にかけて、21世紀は「分けるが価値(勝ち)」だと言ってきました。文明の歪みから、資源問題や環境問題が噴出している現代は、何事も「シェア(分ける=共有)」という考え方に切り替える必要があるということです。それは限られた資源や富を「奪い合う」のではなく、「分かち合い共有する」知恵でもあります。
そんな時代感覚を反映してか、コンピュータのシェアウェアやクラウド・コンピューティングが当たり前になってきましたし、クルマ社会では、「カー・シェアリング」が実用化されはじめています。
こうした人類の知恵と文化の見直しによる、暮らしの小さなパラダイムシフトが、いつかは地球規模での環境問題や資源問題への解決にもつながると信じています。
今年10月には、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋で開催されます。それにより、市民や企業の環境意識と地球への関心がますます高まるものと期待しています。
皆様と共に、「地球を考える=Think the Earth」こと、そのための知恵を共有するためにも、ぜひとも「Think the Earthプロジェクト」の活動にご参加いただければ幸いです。
2010年4月
Think the Earthプロジェクト
理事長 水野誠一