水野誠一 Think the Earthプロジェクト理事長

水野誠一 理事長

株式会社IMA 代表取締役
1946年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。西武百貨店社長、慶応義塾大学総合政策学部特別招聘教授を経て、1995年参議院選挙に比例代表で当選。同年、(株)インスティテュート・オブ・マーケティング・アーキテクチュア(略称:IMA)設立、代表取締役就任。現在、海外企業の日本進出や、国内企業への支援に取り組んでいる。ほかに(株)バルス、オリコン(株)社外取締役、森ビル(株)特別顧問。

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青木利晴 Think the Earthプロジェクト理事

青木利晴 理事

株式会社NTTデータ シニアアドバイザー
1967年から日本電信電話公社(現在のNTT)において広帯域マルチメディア通信網の研究開発とその国際標準化に従事。1997年にNTT代表取締役副社長、1999年から2003年までNTTデータ代表取締役社長。近年はITと環境をベースにした新しい産業や価値の創造を支援している。


古川 享 理事

慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授
元・マイクロソフト株式会社代表取締役社長、元・慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構特別研究教授。専門分野はメディアビジネス、マーケティング、プロダクト・デプロイメント、企業連携など。


メッセージ

今日までの定義では、「企業間の競争に勝つ」ということは、売上と利益を確保しシェアの獲得のためならば、何らかの犠牲を伴うことも辞さずということを意味しました。その結果、企業間の競争によって、個人を傷つけ、碧の地球の寿命を縮めることすらありました。

飛行機に乗って旅すると、地球の大きさを改めて感じることがあります。誰もが空港を出発するときには、会社と国家の威信を背負って離陸するものですが、成層圏から見た地球と較べて自分が如何に小さな存在かと思うと、気負いを持って搭乗した自分が微笑しくも思えてきます。どこまでも続く地平線や白い雲、変わりゆく空の輝きを見ていると碧の地球をいとおしく感じると共に自分の姿が見えてきます。彼地に着けば、今まで気づかなかった地球の織り成すさまざまな「海や空の色」「空気の匂い」「風のそよぎ」に心が洗われます。

21世紀に期待される企業の姿、そして企業に働く一人一人が考えなければならない大事な言葉は、「協働」と「共生」だと考えます。インターネットの時代に個人が企業や国家という枠に帰属しながらも、地球の上で共に働き、共に生きる、 それが碧の地球を守ることに繋がればと考えます。


                

ルチアーノ・ベネトン 名誉理事

メッセージ

ここ数十年で、人類は10万年に及ぶ歴史のなかで経験したことのないほどめざましい進歩を遂げました。始まったばかりの21世紀に、進歩のペースはますます加速していくことでしょう。

テクノロジーは確かに、私たちの生活をよりよいものにしてくれます。しかし、地球を蝕むテクノロジーをこのまま放っておくわけにはいかないことも、また事実なのです。

人類はいま、進歩と環境を守ることとの折り合いをつけることを真剣に考えなければならない時期にきています。またグローバル化が進む今の時代、地域のアイデンティティーや文化の多様性をしっかり守ることも大切です。なぜならそれらは、すべての社会の基礎となる価値観そのものだからです。

人類が超えなければいけない壁は、まだまだあります。たとえば、世界が今も、二つの異なる「文明」−−最先端のテクノロジーと経済発展の恩恵を受けている地域と、地球の市民権を与えてくれるコンピュータにさえ触れられない地域(人類の約半分がそうした地域に住んでいるのです)−−に分かれていることです。

21世紀、私たちはすべての人々がグローバル化の恩恵を受けられるように努力していかなければなりません。それを受けられない人々が出てくれば、また新たないさかいや社会的緊張が生まれてしまうからです。進歩が、人類すべての財産となることを願ってやみません。誰もが、「私には未来がある」と言えるような世界が実現することを。