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2001年度支援事業の報告
2001年度、Think the Earthプロジェクトからの支援は『カンボディアとのレインボー事業』に活用されました。
カンボディアでは実際に自分の名前や簡単な文を書いたり、新聞を読んだりすることが出来る人は人口の37パーセントとも言われています。学校に行きたくても行けない子どもが多く、マーケットに行くと野菜や果物、もち米とバナナで出来た甘いお菓子などを自分よりも大きな籠に摘め、それを頭の上でバランスをとりながら売り歩いている子どもたちを見かけます。また小さい妹や弟の面倒を見るため、家事を手伝うために家を離れられない女の子もたくさんいます。
カンボディアの家庭の教育費用負担を減らし、子どもたちの学習意欲を高め、また国際交流を通して日本とカンボディアの小・中学校の子どもたちが広い視野を持ってもらうために行っているのがレインボー事業です。 |
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活動実績
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学用品・図工の授業のための資材の送付
日本の小中学校で、学用品や絵を描く道具や絵の具などを集めて、カンボディアのレインボー事業対象校に送っています。
2001年度は、日本全国の140の学校・団体・個人から、288箱が、カンボジア国・カンダール州 ルックダイク地区の、12の小学校、3つの中学校に送られ、約11,000人の子どもたちに手渡されました。
送られたのは、鉛筆、消しゴム、ノート、カラーペン、ボールペン、図工用の絵の具など。
学用品をプレゼントすることで、カンボディアの経済的に貧しい家庭の教育費負担を減らし、ひとりでも多くの子どもが学校に通うことができるようにしています。 |
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絵を通じた交流、国際理解
送り先のカンボディアの学校一校ずつに、日本の小中学生が描いた絵が同封されました。お返しに、日本から送られた材料を使って描かれたカンボディアの子どもたちの絵は、日本の子どもたちに届けられました。絵を交換することで、お互いの国をより身近に感じてもらったり、文化を理解するきっかけになるようにしています。
日本では、学用品を送ることに協力してくれた学校のうち、何校かで講演会や展示会を行い、レインボー事業、国際協力などについて理解を深めました。
こうした参加校での講演の他、一般向けの展示会・講演会も行う一方、子どもたちの作品をホームページで紹介してきました。
→ http://www.carejapan.org/specialreport/tenrankai/tenrankaihome.html |
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絵のワークショップ
レインボー事業の一大イベントが、絵のワークショップです。
日本から絵の先生をカンボディアに派遣し、先生・生徒のための絵のワークショップを開きました。
カンボジアでは、内戦後も教育費の不足などから美術教育などはあまり行われておらず、子ども達だけではなく、美術を教えられる先生も少ないのが現状です。そこで、2001年度は、約20人の先生方に、絵の指導法を学んでもらいました。その後、ルックダイク地区の、小学生351名と、Careの奨学制度を受けている女子中学生126名が参加して、絵のワークショップが開かれました。 |
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2000年度から行っているこの事業は、カンボディアの子どもたちが美術・図工の楽しい授業を通して、学校に対して興味を持つきっかけになっています。勉強する道具を手にした子どもたちが、次に楽しく勉強することを覚え、学校に通いたいと思うようになれば、家のお手伝いのかたわらにでも、積極的に学校に通い、読み書きを覚えるようになるでしょう。 |
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今後の課題
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美術・図工の教え方を知らない先生に対するワークショップを充実して欲しいという要望にどう答えていくか。
事業に対する関心、効果の調査を行い、効果をよりわかりやすく示せるようにすること。
女子生徒は、社会的な背景からも退学・留年の可能性が高いので、奨学制度と、レインボー事業とをリンクさせた展開を考えています。具体的には、Careの奨学制度を受けている女子中学生126名全員の卒業を目指しています。 |
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子どもたちの声
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ルン・トラちゃん
ピームリアン中学校 1年女子(14才)
今日はすごく楽しかったです。特に紙やひもで作ったペンダントづくりが楽しかったです。こんな感じのクラスは今までなかったのでもっと絵のクラスがあったらいいなと思います。
日本の皆さんからの絵を見て一度日本に行ってみたいなと思いました。
トニーくん
クントマイ小学校 4年男子(13才)
僕は午後のクラスにきています。午前中は畑へ行ってお父さんの手伝いをしています。だいたい果物を植えたり土を耕したりしています。仕事よりも学校に来るのが好きです。学校が終わった後は家に帰りお母さんの仕事を手伝います。僕はご飯を炊く係です。将来の夢は特にないけど、今は偉大なアーティストになって絵をいっぱい描きたいと思っています。日本の皆さんにカンボディアに遊びに来てほしいです。その時は絵の具とかいっぱい持ってきてくれたらうれしいな。 |
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2001年度会計
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活動費合計 ¥3,554,265-
うち、ケアジャパン事業管理費は¥1,103,718-
(管理費は、配布のための人件費、事務所諸経費および国内の広報活動、国内協力校とのやりとりをふくみます) |
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活動のようす
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絵を描く子どもたち |

自分が作った作品を照れながら見せる トニーくん |
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奨学制度の対象となっているルン・トラちゃん(中学生)が描いた友だちの似顔絵 |

熱心に絵に取り組む先生方の写真 |

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