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2001年度支援事業の報告
2001年度、Think the Earthプロジェクトからの支援は『チャイルドリンク事業』に活用されました。
『チャイルド・リンク』事業は、村の子みんなが学校に行けるようにする援助、村から栄養不良の赤ちゃんを減らすための援助など、コミュニティ単位での援助を目的にしています。支援する私たちがリンクするのは、その地域を代表する子どもです。
2001年度は、ベトナムとネパールでの『チャイルド・リンク』事業が行われました。
↓以下、Think the Earthプロジェクトが“リンク”した子どもの村と子どもたちのようすについて、ご報告します。 |
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ネパール:カリヤニ村のアニタ・クマリ・ラムちゃん
カリヤニ村のあるダヌシャ郡は、ネパール南東部の、インドと国境を接するタライ平原にあります。ヒンズー教のカースト制度が根強く残っており、農村人口の大半は最貧困層に属しています。貧しさのために児童が働かざるを得ない環境にあること、特に女性の社会的地位が低く教育が重要だと考える親が少ないこと、先生の数や質がじゅうぶんでないことなどが原因で、学校に通う子どもの割合が低い地域です。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、村役場や小学校や親たちと協力し、「すべての子どもたちが学校に行けるための事業」を行いました。
<学校教育向上委員会>
学校の先生、村役場代表、低カースト住民代表、父兄代表、母親代表などから構成する委員会を設立。5〜14才の子ども180名のうち、65名が学校に通っていなかったので、「学校に通っていない子どものための教室」「ボランティアの先生の派遣」「低カーストや貧しい家庭の子どもへの奨学金支給」を行いました。その結果、17名が教室を終了し、うち14名が地域の小学校に編入。奨学金は22名に支給。その他、校舎の増設などを行いました。
2002年度も引き続き、教育の質の向上、学校に通っていない子どもを入学させることを重点に活動しています。
奨学金をもらって学校に通うアニタちゃんは、小学校3年生になりました
「前は学校は茅葺き屋根の小屋で、学校に来るのがあまり好きではありませんでした。でも、今は学校が好きです。(中略)村長はもっと女の子が学校に行くようになると良い、と言います。奨学金で制服をくれるのは良いですが、みんなにくれると良いと思います。新しい屋根はまだちゃんとついていません。トイレはみんなにとってとても大切です。」 |
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2001年度カリヤニ村チャイルド・リンク事業収支
収入 ¥2,784,000-
支出 現地プログラム費 ¥2,088,000-
運営管理費 ¥696,000-
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ベトナム:ビンティン村のチャンちゃん
2001年度チャイルド・リンク事業地のビンロックビンティン村は、人口8653人、1918世帯。村人の多くは農業で生計を立てていますが、土地がやせていて干ばつや洪水が多い非常に貧しい地域です。村の衛生状態も劣悪で、母親も誤った子育てをしてしまうため、子どもたちの多くが栄養不良に陥っています。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、行政や村の人と協力しながら、地域の人の知恵や習慣を生かしつつ、子どもの栄養不良をなくす事業を行っています。
<栄養状態改善のために>
「子どもの栄養状態把握のための体重測定や母親への助言」「出産前の妊産婦の定期検診」「栄養を得るため、家庭菜園での野菜づくり」などを行いました。
体重測定を開始した2001年5月、栄養不良状態の子どもは全体の39%でしたが、2002年3月には27%まで改善されました。
☆ 残念ながら、チャイルド・リンクで支援していたチャンちゃんは、2002年2月に亡くなってしまいました。じゅうぶんな食事や栄養が摂れないためにもともと身体のあまり強くなかったチャンちゃんは、風邪をこじらせてあっけなく死んでしまったのです。チャンちゃんのような子をなくすために、ビンティン村での事業は続けられます。 |
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2001年度ビンティン村チャイルド・リンク事業収支
収入 ¥1,272000-
支出 現地プログラム費 ¥954,000-
運営管理費 ¥318,000-
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活動のようす
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典型的なタライ地方の村の風景 |

学校に通っていない子のための識字教室 |
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アニタちゃんと友だち |
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研修に参加するお母さんと子どもたち |

体重測定 |

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