読者の声 百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY 刊行によせて
21世紀を新たな愚行の百年にしないために、あなたの考えをお聞かせください
2002年4〜6月 | 7〜8月 | 8月末 New! | 9〜10月 New!


||||| 2002年9〜10月

「吾唯足知」が実践できるように、一人一人が心に刻むことができるようになれば。合理的で、理性的な判断が下せるような知識や情報を一人一人が持ち、行動に移せる環境を作り出す。全ての人が”幸せ”を実感できる精神性を。物はなくても幸せは、人の中につくれるのだから。(吉岡直樹 よしおか なおき 30代)

もう考える時期ではない。行動を起こす時期。それぞれが自分でできる範囲で何か行動しよう。私は主婦ですので、まずゴミを極力減らす努力を8年しています。最初はまずショッピング・バッグを使う事から始め、今では生ゴミの堆肥化なども行っています。次に実行しようと思うのは極力車を使わない事、今家にある3台の車のゆくゆくは1台にしたい。必要な解きレンタカーすれば良い。私は地方の意識改革にも興味を持っています。多くの人が「まだ間に合う」と思って意識改革すれば、ぜったい良くなる。変われる。(20代 女性)

日本に生まれて、何て幸せなんだろう、と思った。『平和ボケ』などではない。『戦乱がないのが普通』。今の私たちの世代の価値観は、約50年前苦しんだ祖父母たちの賜物であると思った。日本人のこの世代だけではないでしょうか、戦争を知らない幸福と、それを伝えていけるのは。この本をみて、生き物の「生きる力」が伝わってきた。今、あたしができることと、これから、まだ見ぬ子供たちに伝えていくこと、あたしも生きて、成し遂げなければ。哀しいことがあったら、この本をみます。(鈴木彩香 すずき あやか 10代)

他者に対する想像力を持つこと。(植田那美 うえだ なみ 20代)

「ブッシュ・ドクトリン」なるバカげた発言が、世界で横行しています。政治ではどうにもならないのではないかと今、私は思っています。一人一人の意識の覚醒こそが、文化とか文明というもののはずです。誰かの犠牲の上にしかない平和・豊かさではダメなんだ。「つくる会」の教科書の手法だけまねて、こういう本は中学生一人一人の手に渡したいと思いました。ブッシュやブレアや小泉のような大人をつくりださないために。(小森明子 こもり あきこ 30代)

愚行のすべての根源に科学技術があるので、これを永久に封印して使わないしか方法は無いが、それは不可能である。したがって有効な対策は無い。(60代 男性)

私は美大に通っています。何かを、私の感じたことを、表現し、誰か第三者の人に見てもらいたい、と思って作品(?)をつくってはいるものの、私のやっていることは、この本の中の「出来事」と比べると、本当は何の意味ももたないものではないかと思います。私たちに出来ることは、小さなことでもやっていかなければ、この惑星はおわってしまうよ。(大山芳美 おおやま よしみ 20代)

平和で豊かな日本にいては、わからないことが沢山ある。もっと世界の実態を知り、見るべき。(山田勝一 やまだ よしかず 50代)

変わりません。くり返されるだけです。理由は、愚行として行われたものではないからです。小さく見れば当事者が、大きく見れば政治・経済・宗教等の力が、それぞれにとって良いと考えてとった行動の結果にすぎないからです。2102年に「百年の愚行」が出るときは、CONTENTSに「スペース(宇宙)」が加えられそうな気がしますが、、、。(正和温生 まさわ あつお 30代)

事実を知るだけではもう遅い。人類一人一人が今の現状を把握し、行動に移せるかが重要になってくる。この現実からは決して背を向けられない。向けてはいけないのだ。私の様な若い世代がこの様な本を見なくてはならない。(10代 女性)

熱しすぎず、冷めすぎず、欲望にかられず、またそう悲観的にもならないように、できるだけ正常な状態の社会を維持していく事。(男性)

地球は、人間だけのものではない。しかし、人間は我が者顔で、平気で人間以外の者を自由にしようとしてきた。共存するという意識をなおざりにすると、大きなしっぺ返しを受けることになるだろう。(板沢英樹 いたざわ ひでき 30代)

技術屋の卵として、この国でなにかを作ることは、なにかを壊すこと、だれかを殺すことになる、ということを念願において生きていきたいと思う。(浅野裕一 あさの ゆういち 20代)

もう祈るだけでは駄目だということ。行動すること。この、今の地球の”日本”という島の土の上に生きていることを最大限、チャンスとして生かすこと。声を出すこと。また、どこかで良い声を聞いたらそこへ行って一緒に声を出すこと。見返りを求めないこと。(20代 女性)

||||| 2002年8月末

大国アメリカは、民主主義とグロ−バリゼーションの名のもと、そして最近では”正義”の名のもと、貧しい国々からひたすら搾取し、差異の拡大を促し続けている。人間の征服テクノロジーは、21世紀も相も変わらず地牛とスペースを汚し、破壊しつづけるだろう。今、我々人間がすべきことは、難しいことではないはずだ。一人ひとりが”百年の愚行”を切実を受け止め、我々人類の愚かさに気づけばよいのだ。しかし未来は思った程明るくなさそうだ。我々の大半は、先進国の意図によって、それに気づくことさえ許されていない。僕は願う。こういった本がもっとたくさんの人々に読まれ、人類のリマインダ−となってくれることを。(五味紀真 ごみ としまさ 10代)

政治体制が資本主義であれば現在の状況は当然の帰結、20世紀は社会主義、共産主義の理念が生まれて消滅した実験の世紀でもあった。我国は古来、外来文化をうまく取り入れその度に、大きく発展する事のくり返しだった。21世紀は資本主義と共産主義のハイブリッド体制を創造し、我国はそのモデルとならなければならない。(松田省一 まつだ しょういち 50代)

コピーライターの仕事をはじめて半年あまり。何となくぼんやりとした視点で、しっかりとした指針も見えぬまま締切に追われる日々に疑問を抱いていた今日この頃。消費社会の一旦をになっていることに気づかされ、ガク然とした。購買意欲をあおり、必要以上までに消費を加速させ、、、。まずは、現状をよく見渡すことが大切。知ること、直視しながら、しっかりと受け止め本当に必要なものは何なのか考えてゆきたい。ひとりでも多くの人が、まずは立ち止まって現実を知るためにも、メッセージは発し続けてゆくべきだし、身近なところから私自身伝えてゆきたいな。(30代 女性)

もっと人間は、現実に目を向けるべきだと思う。「知らなかった、、、」「私のせいじゃない」等言っている場合ではない。もう、引き返せない程、地球はむしばまれていると思う。(丹野晴恵 たんの はるえ 20代)

問題であるということを認識することはできる。問題があるということを解決することはできない。解決したいと思うことはできる。解決する方法を考えることはできない。方法を誰かに教えてもらわないと、私たちは何もできないと思う。そう思うこと自体が、愚考なのかもしれないが。(20代 女性)

||||| 2002年7〜8月

現在、情報が溢れて過ぎている時代に私達は生きています。情報が多いゆえに、有益と思われる情報そのものが情報受信者の意識を操作するためのものであったりと、情報戦略が非常に重要視されています。
その中で、私達はいかに情報を選択、判断、そして、取り入れることが困難であるかということに気付きつつあります。
つまり、私達が目をつぶりたくなるようなことやエンターテインメントとしての情報などが等しく私達の手元に届きにくくなっており、また、情報が過多であるために、人々も自分達が目を背けたくなるようなことには無理に触れなくても良い状況となりつつあります。
そんな中、この「百年の愚行」は写真というメディアが捕らえた前世紀を私達が無理に触れなければ、今後一切触れなくても済む部分においての情報を提供するものであると私は思いました。
この本は十分に情報を提供している。だとすれば、私達に求められることはこの情報を十分に判断し取り入れることではないかと思うのです。そして、これからを生きる私達がどう行動するかを十分考え、実践する必要があるのではないかと思います。
私のできうることとして、私の周囲の人たちへこの本を回覧してまわること、そして、この本の内容について、各人の思うところをつき合わせ、そして各々が今できうることをただ熱心に成すことだと思いました。
(菅野裕士 かんの ひろし 20代)

漠然としてて申し訳ないのですが、自分は『かっこいい人』になることだと思います。
他人のために力を使う人、苦しんでいる人を助ける人、何かを守る人、一生懸命働く人。みんな大変かっこいい人である。世界中の人がそんな人になれる様に努力すれば少なくとも、憎しみは無くなると思う。
(小林祐二郎 こばやしゆうじろう 10代)

「考え方」の相違にとらわれず、目的となる「想い」に目を向けるべきだ。
(自分のためにも)他人を信じる心からモノをつくり、それが何かのためになり・・・という輪、循環させるということを願うべきではないでしょうか。己は何のためにこの地球に生まれ落ちたのか。考え求めてゆけば、自分の存在価値に気付き、人として大切にすべきコトが見えると思います。
(大森幹 おおもりみき 30代)

20世紀がどのような100年であったのか、そして自分はその時代に何をしていたのかを理解することが重要だと思う。我々の振る舞いがどのような結果をもたらしたのかを理解するには、ひとりひとりの日々の現実と、この本に記録されている現実との接点を見つけなければならない。それは21世紀に生きる我々の大きな課題である。(夏目力禎 なつめちかよし 20代)

物欲・金欲・征服欲・出世欲、その他あらゆる「欲」に飲み込まれそうになった時、少し我慢して家に帰り、「百年の愚行」を手に取る。一人また一人とこういう行動ができれば、きっと「新・百年の愚行」は出版されなくてすむはずだ。(石山聡 いしやまさとし 20代)

1人1人が動かなければいけない。
自分一人やっても・・・これくらいはいいか・・・そんな怠ける心を少しでも持ったら言い聞かせなければいけない。
そのたった一人の人間が集った結果、悲劇は起こり続けているのだと・・・
(千葉智子 ちばともこ 20代)

情報に踊らされることなく、主体的に世界市民意識を持ち、自分または他者のかけがえのない生命を大切にしなければならない。喜怒哀楽という人間らしさを忘れずに私利私欲という欲望を自制し、国々の閉塞性を打破し、協力原理を糧に資本主義を廃止し、他文化共生を私は目指したい。(竹中良太 たけなかりょうた 10代)

21世紀は苦しい百年になるだろう。20世紀の数々の過ちは解決するどころか悪化している。人類は試意を持って立ち向かわねばならないと思う。(10代 女性)

製造・小売をなりわいとする私には、普段の自分が全くこの反対にいるとは言い難い。 コスト削減というサービスの悪い形がまさに汚染や不法投棄、生態系の破壊に他ならないとどこかで思いながら暮らしている。本当に望ましいのは一斉のスローダウンだ。でもそれは現に日本でのレベルの生活を享受している我々だけの理想であることも百も承知だ。それにこの「愚行」が、人間をサルでなくヒトたらしめている知識欲・探求欲の果てにあることも(悪い形だが)忘れてはいけない。我々は只のサルに戻るわけにはいかないのだ。せめて簡単なところで、モノの値段を下げすぎてその価値を無くすることをやめることから始められないか。現代のテクノロジーからいくと、汚染せざるを得ないような業種は何であれ考えられない。その分のコストも正しいモノの価値として受け入れることがスローダウンにもつながると。ゆるやかな方法ではあるが、効果は絶対あるはずだ。(20代 女性)

冷房の効いた部屋でペットボトルから注いだ水を飲み、心がリラックスするCDを聴きながら本書をながめている・・・。
私は頭がおかしいのだろうかと思いながら。
きっと何かが壊れているんだと思いながら。
TVはチャンネルを変えたら、そこで世界やニュースは終わる。
新聞や本を閉じたら、そこで世界やニュースは終わる。
いつもの、日常生活に戻るだけだ。
人間がおかしいと思うより、先ず自分に疑問を持たなくてはならないと思います。
この生活が「あたりまえ」と思う自分に、です。
(女性)

今や科学技術を開発し、それを獲得して地球を支配する経済力最優位の風潮。それらを構成する人間の価値基準の放任、市場経済が育むジコチュー。哲学・宗教・倫理の無力感。今や「文明」とは地球を決めることか。環境保護努力なんて「焼け石に水」程度。(60代 男性)

・本当に本当のところはどうなんだ、と自分に問い続けること。
・その都度嘘をつかないこと。
・じっと待つこと。
・謙虚になること。
(増井めぐみ ますいめぐみ 20代)

24年生きてきて、“言葉を失う”とはこの事かと実感したのが感想です。正直環境破壊や公害、戦争の爪痕にピンとこない生活を送っています。でも、足のない少女や死にゆく人々の細い体にはものすごい衝撃を受けるんです。同じ人間として、変わり果てた姿が“起きている現実”をよりリアルに伝えているのだと思います。国際協力事業に携わりたいと考えていました。本を読んで自分のちっぽけさに後退りしそうになりました。自分に何ができるんだろう?日本人として生まれた私に何ができるんだろう?多くの人に現実(今起きている現実)を知って欲しい。その為にできる事は・・・?私の友達にゴミはゴミ箱にすてるように伝えよう。私の子供ができたら、人を思いやる心を伝えよう。タバコをすてるそこらのオヤジに「アンタだけの道路じゃないのよ」と一喝しよう。大きな問題だからこそ、小さなことから余裕をもって望みたい。
“共存”している事を1人1人が自分の責任として受けとめるべきだと考えます。
(小松照子 こまつあきこ 20代)

20世紀に人類が膨大な愚行を行ってきたのはこの書で明らかだ。しかしこの100枚の写真はほんの僅かな事実にすぎないと思います。現実にはこの数倍も数百倍もあった事と知ります。愚かな民族間の争いはこの21世紀に入ってもなくなる事はありません。 このような愚かな行為は人類が滅ぶまで続くと考えます。悲しいことですが・・・・・・。(角田弘吉 かくだひろきち 60代)

各個人がさらなる欲望を抑えて消費を控える必要があると思いますが、無理かも。(佐居守 さきょまもる 60代)

出版も行動/運動の一部なのだと納得しました。この書は社会に大きな反響を呼ぶでしょう。小崎さん、プロジェクトのみなさん、ありがとう。−編集はアートですね。(原宏之 はらひろゆき 30代)

20世紀の100年間でこんなに愚行があったのかと思うと(これも氷山の一角で)、何て恐ろしい・・・とショックを受けました。この100年のうち、約30年間を私は生きてきました。何も知らず、知ろうともせず。
21世紀、これ以上の愚行は重ねたくない!!地球上の人間1人1人が20世紀の愚行を知り、1人1人がそれを認識しなければ何も変わらないと思う。「自分のせいじゃない」「日本には関係ない」といった考えは皆捨てましょう!!
(佐藤理奈 さとうりな 20代)

「百年の愚行」が論文集でなく写真集なのは象徴的だ。20世紀は事実の掌握を言葉から科学技術の力に統合し終えた世紀だからだ。写真の技術も従から主となり、その一方思想哲学は今や完全に無力視されている。
100葉の写真は多く科学技術の裏の顔に他ならないと言えはしないだろうか。我々は日々その表の顔を享受して生活している。事実の認識と対応策は言葉を従とし、科学技術の力を主に委ねて、その領域内で明日に向かっている。だから「愚行」の認識も対策も科学技術によらざるを得ない。だが科学技術にその対応意欲や能力があるのだろうか。
(山本雅生 やまもとまさお 60代)

私に何ができるのだろうと考えました。もしかしたらこう考えることすら危うい道かもしれません。でも考えてみました。
諦めず、悲観せず、女ですから子供を産んで母となって、自身の分身と多くの子供達の為に生きていきたいとふと思いました。そしたら人間として良い道だと、気付きました。
(20代 女性)

両親は早くに亡くなり兄二人は戦病死、18才で妹二人をかかえ、東京空襲、食糧難と無我夢中で過ごしました。
戦争の恐ろしさ・・・何事もそうですが、体験したものでないとその恐ろしさはわからない。
おそい結婚、唯一写真が趣味。ドキュメントが好きでこの本を求めました。この様な写真はもっと多くの人に見せられたら・・・と思います。テレビでかっこよい場面ばかり見る若い人たちに見てもらいたいです。もう一つ、金のためにおこる様々な事件・・・もそうですね。
(70代 女性)

この頃感じていることはアメリカの独断専行が甚だしいことです。何よりも大切なことは世界各国が対等な立場でフェアに討論し行動することであると思う。日本が対米追随で、特徴のある強い主張を発信しない、できないことが残念です。強い国連が望まれます。(50代 男性)

今世界中で問題がおきていますが、世の中ではそんなに深刻に考えていない人が大半だと思います。私もその一人でした。でもこんな豊かな日本で、今、地球が危ないと言われても、心から実感するのは難しい事だと思います。
今回「百年の愚行」を見て、本当に私にも関係あることなんだ、どうにかしなければいけない、と思いました。実際の映像などをもっとマスメディアで放送したほうがいいと思います。1人1人が本当に実感しないと解決しないと思います。インターネットはやっていない人が沢山います。
(石井知佳 いしいちか  20代)

すべての人が「百年の愚行」を手にとるといい (20代 女性)

全ての人がこの事実を知り、自分のこととして受けとめていけることを願う。
私は小学校で働いているので、子ども達に伝えていければ、と思う。
(20代 女性)

本書を読んで、人類のやっていることを再認識しました。最近の新聞にも「人間の資源需要は、地球の資源の再生能力を20%も上まっており、地球の生態系は破局に向かっている」との記事がのっていました(ワシントン6/24 共同)。
もういきつくところまでいかないとダメかも知れません。
(60代 男性)

まず知ること。(知らないって罪であり、本当にこわいことだなぁと思うことがあります。)
そして、見て見ぬふりをしないで、周りの人へ伝え、話し合い、行動すること。
こういう本を手にする人は関心のある人で、そうじゃない多くの人にも見てもらいたいと思います。展示会などする予定はないんですか?
(20代 女性)

人間の社会の確立。にほん人である我々こそ、現代社会の矛盾に満ちたシステムを破壊できるのでは?今、子供達の為にも亜細亜に目を向けるべきだ!(小田内義之 おだうちよしゆき)

事実を知り、伝えること、又自分の考えを伝え行動することを実行する。
今、私たちは全てをお金で判断しようとしている。お金では幸せを得ることができない。善悪や心がさわやか、気持ちがよい、で判断し行動したいものです。
(井上雅由 いのうえまさよし)

人々の意識の中には“私一人では何も怒らない、無駄なこと”とあきらめる傾向が強いと思います。まずは“意識を持つ”特に何もしないでも、そういった一つ一つの“意識”が集まれば、きっと大きなポジティブなエネルギーが産まれると思います。(谷忠彦 たにただひこ)

「百年の愚行」が論文集ではなく写真集なのは象徴的だ。20世紀は事実の掌握を言葉から科学技術の力に移行し終えた世紀だからだ。写真の技術も従から主となり、その一方思想哲学は今や完全に無力視されている。
100葉の写真は多く科学技術の裏の顔に他ならないと言えはしないだろうか。我々は日々その裏の顔を享受して生活している。事実の認識と対応策は言葉を従とし、科学技術の力を主に委ねて、その領域内で明日に向かっている。だから「愚行」の認識も対策も科学技術によらざるを得ない。だが科学技術にその対策意欲と能力があるのだろうか。
(山本雅生 やまもとまさお)

目を覆いたくなるような写真の数々。それでも憑かれたようにページを繰っていく。
あなたは小動物たちがどれ程ばかげた実験の為、死ぬことも許されず絶望の日々を送っているかご存知でしょうか。
これ以上の愚行をおこさないために・・・。それは現状を知ることです。私を含め、多くの人々がこの恐ろしい現実を知らないでいたのです。中学教師をしている姉に奨めます。
素晴らしい本をありがとうございました。「よくぞ作って下さった」という思いです。
動物実験を減らす手立てはあるのでしょうか?
(太田英里 おおたえり)

異質るもの・・・いや異質と見えるものを排除せずに受け入れる。存在を認めて共生していく強い信念が必要と思う。正義とはやはり思いやりにうらうちされていなければウソくさいものになる。(男性)

||||| 2002年4〜6月

現在の人類の意識では、20世紀以上の愚行を21世紀にはたらくだろう。我々は同じ地 球に住む一つの仲間であるという、根本的な意識改革が必要だと思う。(20代 男性)

偉そうな事は言えないのですが、
・幸せを追求する権利は誰にでもあって・・・
・過去を反省し、世界中の人々が各々の幸せを洗練しうる状況になり・・・
・その意識の波紋が伝わって浸透していく事を望んでいます。
(菅渓秀樹 すがたにひでき 20代)

最後にゴータマさんを引用していましたので。私も「空」の考え方が必要だと思って おります。何一つ独立しているものはなく、あらゆるモノが相互に依っている。この ことを年頭におくことが大事であると思っております。一神教のいきづまりを感じざ るをえません。マクロはミクロに依る、ミクロはマクロに依る。(堀内 圭 ほりうちけい 20代)

この『百年の愚行』を手にし、思ったのは、自分の生活が、多くのものの犠牲の上に 成り立っているものであるということです。21世紀を再び愚行で塗りつぶさないため に出来ることは、いくらでもあるでしょう。ただ、それのために、今の人々が、今、 手にしてしまった、みせかけの、また、目の前の豊かさに目をつぶっていくことは容 易なことではないことも事実ではないでしょうか。聖人君子ではない我々にとって自 戒しつつも、自らを律しつづけることは困難です。それでもこのままではいけないと 思い、何かしようと立ち上がろうとする人々が少しでも増えるよう、このような情報 やメッセージは有効だと考えます。人間の存在が、地球全体のサイクルにある限り、 その事実を認識した上での行動を選択していくべきなのですが。自らの弱さを認める こと、そしてそれを克服しようと努力しつづけることがまず大切な一歩であると思い ます。(勢村かおり せむらかおり 20代)

人間から”執着心”はぬぐえない。だが幸い人間は経験から学ぶ知恵はある。新たな 百年は、過去百年の経験から新たな価値観を創り出す世紀にしなければならない。そ れはモノ中心から心中心の世界への以降に他ならないのではないか。この気づきの輪 をいかに広げていくことができるかに人類の未来がかかっていると思う。(友成晋也 ともなりしんや 30代)

19〜20世紀、科学の進歩は欧米の白人優越主義を台頭させ武力を背景にした植民地拡 大で後進国の財を搾取し活力をそいでしまう結果になりました。
21世紀に於いても有色人種軽視が続くと思います。アジア人口の増加は社会資本の充 実を阻み貧困層を輩出するだけに終わるかもしれませんがアジア先進国が協力し地球 人意識で助け合う姿勢が必要になると思います。英知を集め戦争の愚を排し出来る限 り話し合いで解決する意識を為政者に植え付ける必要があります。日本人の活躍する 場所は大いにあると思いますが、その前に独りよがりのお考え方を捨てる教育が必要 でしょう。
(宮内 宏 みやうちひろし 60代)

自分の利益のために、他の者はどうなってもよいという考えを改めるべきだと思う。 人間が地球上で、一番優位に立っているのではなく、自分の行動に責任を持つべきだ と思う。だから消費者としての私たちが、自らの利益のためだけに、横暴なことをし ている企業に対して、厳しく、接していかなければならないと思う。背景にあるもの を認識しなければならない。(川勝 透貴 かわかつゆきたか 20代)

世界中を旅行して、世界中のいろんな人と友達になって、友達を大切にして生きる。 家族を大切にし、先祖を大切にすることで、子孫のことを大切に思って生きる。(山本佳世子 やまもとかよこ 20代)

経済成長を求めないこと−−先進国の成長分は後進地域の継続的な環境保全と教育に 回すこと。科学と化学の行き過ぎた利用を一切止めること。暮らしの中に利便性を求 めない考えを全世界的に浸透させること。(佐藤 宏 さとうひろし 40代)

「人と自然の共存」と「人と人の共存」を同時に実現させること。
人、ひとりひとりが、またあらゆる生物種それぞれが主体的に、自らの生を全うでき るような「機会の平等」を実現させる。そのためには、地域レベルでの人−人、人− 自然のあり方についてデザインする必要があると思う。そのデザインが、持続可能性 につながるのでは?
(斉藤大輔 さいとうだいすけ 20代)

我々と、我々の先祖が犯してきた愚行をよく知ること。直接手を染めていなくても、 愚行と我々の生活の関係を理解すること。そして、活動すること。(40代 男性)

やはり特に日本の場合だが、きちっと歴史を知る必要があると思う。正しい歴史を。 日本人は歴史を軽視しすぎていると思う。学校教育が問題なのだと思う。あと宗教や 哲学などの心の勉強も重視すべきだ。またこのようなわかりやすい形での人間の愚行 を知ることも大切だ。(瀧本和憲 たきもとかずのり 20代)

小学校などで子ども達に百年の愚行を紹介したりする。(20代 女性)

以前にNHKの番組でタイの僧侶が「幸せとは満足を知ることだ」と言われているのを 見ました。凡人には難しいことかもしれませんが、皆がそれを実践できればよいので はないでしょうか。(20代 男性)

やはり 一人一人がもっと余裕を持った広い視野で行動するべきだと思います。また 自らの行動に責任を持つべきだと思います。(20代 男性)

車に乗らずに着実に一歩ずつ歩きたい。(40代 女性)

何が一番恐ろしいかといえば、それは日本の殆どの人が全く危機感を感じていないこ とにあると思います。資源を無駄にし、環境を破壊しているという自覚がない以上、 どんな策もないでしょう。海外の状況も知らない「いよいよ、もうダメだ」という時 が来るまでは、無神経に生き続けるしかないのでしょう。ですから「新たな愚行の百 年にしない」策はありません。(40代 女性)

過日('02.05.11)於京都 Mr.Lester Brown参加 「環境と文明」シンポジウムを傍聴 した。その時「Eco-Economy」を購入した。Economy, ecology must harmonize まさ にその通りだと思っているが、その時「百年の愚行」を入手した。しっかり、じっく り取り組みたい 。(舟橋保彦 ふなはしやすひこ 80代)

鈍感にならないこと。見聞きするものに対して。そして、自分がどう感じ、どう思う かに対しても鈍感であってはならないと。(小林さゆり こばやしさゆり 30代)

とても極端に言えば、今の仕事(広告会社)に替わる仕事を見つけることでしょう。
マスプロダクションの後押しをしている会社ですから。もう一つ大切なことは、大量 のエネルギーを消費せずに生活していける生き方を見つけることです。つまり、自分 の周りから考えなおし、行動することだと思います。
(近藤 雅 こんどうまさる 30代)

資源、エネルギーの大量消費、そして人々の享楽的な生活態度をいくら口をすっぱく 言ったところで人間は決して改めない、どうしようもない動物だ。このまま行くと、 100年後には、きっと石油や木材や水がなくなっているだろう。地球温暖化で今より 2〜3℃温度が高くなっているだろう。その時になって、あわてても、私は知らない。 平安時代の生活様式にしろとは言わないが、せめて江戸時代の生活態度だと、我々は あと千年も2千年も地球で生活できるのだが。(角村照久 かどむらてるひさ 50代)

人間が存在するかぎり、無理だと思います。(藤井基宏 ふじいもとひろ 20代)

書棚においてはいけない本です。一人でも多くの人に読んでほしい本です。読まなけ ればいけない本です。(八木佐武郎 やぎさぶろう 70代)

よくニュースで戦争、環境破壊、災害などいろんなニュースを聞きますが、あらため て写真をみると、ちょっと立ち止まっていろんな事を考えさせられました。現実の地 球の状況を知ることの大切さを教えられました。多くの友達にこの本をすすめて行き たいと思います。(小野寺美貴 おのでらみき 20代)

理想は、全人類が人間愛に目ざめ、かつ最高の宇宙船である地球を今以上汚さない事 に努力することしかないが、悲しいことに21世紀の人類を目ざめさせる指導者がいな い。さし当たり、最強の軍事力を持つ米国を、そのエゴに気付かせるしかない。日本 だけでは無力である。EU諸国、アジア諸国を引っくるめて、まとまって米国に批判を 行う。(大渓光昭 おおたにみつあき 60代)

1)軍備の完全放棄/武器廃絶
2)等方外交による多国間平和協定による非軍事安全保障
3)貧困の追放/人種差別の撤廃
4)大量生産/大量消費の否定。心の豊かな社会の実現
(竹原 康 たけはらこう 60代)

いつも思っていたことが凝縮したような気がしました。私に一体何ができるだろう?
という大きなショックとともに激しい怒りがこみあげてきました。自分の無力さ、で も何かできることはないかと、自問自答したあげく、第一歩としてこの本を身近にい る人々に訴え、是非読んでほしいと、機会があるたびに話題にしています。
同時にレイチェル・カーソンの「沈黙の春」、これを主張しています。決して大きい ことはできないが、足元にあることから、できることから、まず身近なことから、や りたい。
大きなショックでした。でもこの本に出会ってよかったと思ってます。みたくないも のが現実、それが現実なのです。確実にこの破壊は今も続いているのです。個人に何 ができるのだろうか、小さくてもいい、できることからはじめなければ・・・・・無 関心を追い払え!!
(服部 繭 はっとりまゆ 50代)

・すごい写真をたくさん集めているのに感心しました。
・本当に ぞっとします。
(新田義孝 にったよしたか 60代)

一人ひとりが深く考え、考えた人の中で行動に移した人を支援していく。考えるため には、今この世界がどんなものか、我々が生きている世界を知らなければならない。 自分の基準、世界の基準、様々な物、考え方のギャップを自分の中で埋めていく努力 が必要。(黒坂公信 くろさかきみのぶ 20代)

基本的に人間は自分さえよければ良いという考えが多く、悪人には、罰を明確に与え る。とりあえず身近な事から守るマナーを身につける。例えばゴミや犬のフンは自分 の責任において処理する。イラストレーターを目指しているのでそんなイラストを描 きたいです。(今沢 奨 いまさわすすむ 30代)

・隣人を愛すること
・消費にのみ込まれないこと。ゴミにしないための生活様式にする。リサイクル、リユース等
・小学校から環境教育を徹底すべき
・アイドル的な存在(浜崎あゆみ、モー娘、SMAP)等を広告の中に組み込み、この 「愚行」をくり返さないための若者へのPublic Commentを発信していくこと。すべて は影響力だと思う。
(20代 女性)

生ゴミはボカシで畑・植木に、その他のゴミは再生出来るものはする。
ゴミになる物は買わない(ビニールなど有害になる物は燃やさない)余分の包装は断 る。雨水をためる家中の電気節減する元を切る。テレビは小型で見る。これから実行 してみたいこと、電気自動車に乗りたい。一人でもガンバりたい。自然は神ですから 感謝したい。知り合いにもことあるたびに話す。
(橋本つや子 はしもとつやこ 60代)

今までの愚行を忘れない。経験からしか人は学べない。 経験者は経験していない者へ伝えることが大切。(佐藤桂子 さとうけいこ)

大変難しい質問です。すでに21cの愚行は始まっているからです。
人間は理解しあえるのでしょうか?システムで平和を約束できるのでしょうか?
本能と理は共存できるのでしょうか?
歴史を再び学ばなければいけません。
物も情報も多過ぎる世界。DO LESS! 
(50代 女性)