||||| 寄稿者プロフィール


池澤夏樹
Natsuki Ikezawa

1945年生まれ。小説家・詩人。ギリシアやミクロネシアの島などに滞在し、詩作を行うかたわら、ギリシア詩、米国文学などを翻訳する。87年に『スティル・ライフ』で芥川賞を、92年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞を、93年には『マシアス・ギリの失脚』で谷崎賞をそれぞれ受賞。出版のほか、インターネットなどでも文明批判を展開する。沖縄在住。
http://www.impala.jp/

アッバス・キアロスタミ
Abbas Kiarostami

1940年生まれ。イランの映画監督。74年に監督デビューし、87年の『友だちのうちはどこ?』で世界的な評価を得る。以降、『そして人生は続く』『オリーブの林をぬけて』などでファンの心を捉える。『桜桃の味』で97年カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。『風の吹くまま』で99年ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリを受賞。2001年にはAIDSに感染したウガンダの子どもたちを捉えたドキュメンタリー『ABCアフリカ』を制作した。

フリーマン・ダイソン
Freeman Dyson

1923年英国生まれの宇宙物理学者。プリンストン高等学術研究所教授。24歳のときに相対性理論と量子力学を統合する数式(ダイソン方程式)を発見。科学、芸術、宗教、哲学などあらゆる分野に精通し、ヒトという種の未来について宇宙的な視野から語る叡智を持つ。『多様化世界』『宇宙をかき乱すべきか』『科学の未来を語る』など著書多数。2000年度テンプルトン・プライズを受賞。

チョン・イー(鄭義)
Zheng Yi

1947年生まれ。中国文革世代を代表する作家。68年、北京で高級中学在学中に山西省に下放し、数年間山村や炭坑で労働に従事。77年に復学し、79年に文壇デビュー。 85年、『古井戸』で声価を確立した。89年の天安門事件の後、中国各地を逃亡。93年に米国に亡命。96年に発表した『神樹』は「中国版『百年の孤独』」と評される。

クロード・レヴィ=ストロース
Claude Levi-Strauss

1908年生まれ。20世紀を代表する民族学者・人類学者。アカデミー・フランセーズ会員。1930年以降、ブラジルなどをフィールドワークし、『親族の基本構造』『悲しき熱帯』『野生の思考』などの著作で「構造主義」を確立。現代思想の全分野に計り知れないほどの衝撃と影響を与える。