2013.11.12 東日本大震災「忘れない基金」の寄付を実施しました

東日本大震災の被災地復興のために活動する団体やプロジェクトを、長期的に支援する「忘れない基金」の第3回目の寄付を10月29日に実施しました。

wasurenai.png

「忘れない基金」は、復興のフェーズや被災地でのニーズに応じて、被災地に対する復興支援・長期支援活動を行う団体やプロジェクトを選定し、寄付します。寄付額は決して大きくはありませんが、各団体がこれからも継続して活動するための「歯車」をまわすひと押しとなるような支援を行っています。

東日本大震災「忘れない基金」
http://www.thinktheearth.net/jp/wasurenai/fund/

2013年10月、忘れない基金から第三回目の寄付を下記5団体に行いました。各40万円の寄付は、子どもたちに安全な遊び場を提供する活動、若年者の就学・就労支援、農業従事者の仕事創出、過疎化した集落の地域活性化、地元住民を中心に始まったコミュニティスペースの運営にそれぞれ活用されます。


【寄付先プロジェクト・団体】
特定非営利活動法人 りくカフェ(岩手・コミュニティ支援)
創作農家こすもす(岩手・子どもの遊び場支援)
ユースサポートカレッジ 石巻NOTE(宮城・若年者の就学/就労支援)
蛤浜再生プロジェクト(宮城・コミュニティ支援)
一般社団法人 いちばん星南相馬プロジェクト(福島・仕事創出支援)

※石巻NOTEは特定非営利活動法人 Switch、蛤浜再生プロジェクトは特定非営利活動法人 鶴見川流域ネットワーキングを通じて寄付を行いました。
※()内は活動地域と今回の支援内容です。


【支援プロジェクトについて】
特定非営利活動法人 りくカフェ(岩手・コミュニティ支援)
http://rikucafe.jprikucafe.png
現在も多くの住民が仮設住宅での暮らしを余儀なくされている岩手県陸前高田市。被災範囲があまりにも大きく、以前のように地域の人々が気軽に集う場所が少なくなってしまいました。そこで、地元住民を中心に「皆が気軽に立ち寄れる、まちのリビングのような場所を作りたい」という思いでできたのが「りくカフェ」です。2012年1月に仮設のコミュニティカフェ「りくカフェ」としてオープンし、地域住民の憩いの場として、ボランティアや旅で訪れた人の立寄場所として利用されてきました。けれども、仮設建築物のため、使用期間は平成26年3月まで。今回の寄付は、りくカフェの活動を継続させ、より盛り上げていくため、「りくカフェ」本設への建て替え費用の一部として活用されます。


創作農家こすもす(岩手・子どもの遊び場支援)
http://www.sousakunoukacosmos.net/cosmos.png
被災地では、仮設住宅の建設のため公園などの空き地が使用され、子どもたちの遊び場が不足している状態が今なお続いています。さらに、まだ津波被害の傷跡が残っている場所があり、親が安心して子どもたちを遊ばせられる場所が少ない状況です。そこで、岩手県釜石市内で創作農家レストラン「こすもす」を営む藤井夫妻は、休閑農地を開放して手作りでこすもす公園を造り、2012年6月にオープンしました。開園以来、釜石のみならず、近隣の子ども達や親子連れで賑わっています。子ども達の大きな笑い声や駆けまわる姿を見ていると、「子ども達の心を癒やすつもりで造ったのが、逆に自分たちが癒やされていることに気づいた」と藤井さんは言います。忘れない基金からの寄付は、これからも子ども達に安全かつ安心して楽しんでもらうために、公園管理体制を整えるための費用として活用されます。


ユースサポートカレッジ 石巻NOTE(宮城・若年者の就学/就労支援)
http://www.ishinomaki-note.orgishinomakinote.png
特定非営利活動法人 Switchが運営するユースサポートカレッジ 石巻NOTEは、宮城県石巻市を拠点に、若年者の就学・就労支援を行なう団体で、「まなぶ」「はたらく」をキーワードに若 者の「こころの自立」をサポートしています。被災地では、震災の影響による喪失感が大きく、職を失った若者や心に不調を感じ不登校になっている生徒などが増えています。そこで、高校生・大学生を中心とした若者に、就労支援や各種プログラムの実施、インターンシッププログラムを企画することで若者の社会進出を促し、未来の東北を背負ってゆく人材を育成する場づくりを行っています。今後さらに、就労支援スタッフ、不登校のカウンセラーを強化するための費用として忘れない基金が活用されます。


蛤浜再生プロジェクト(宮城・コミュニティ支援)
http://hamagurihama.com/cafe/hamaguri.jpg
プロジェクトの拠点である蛤浜は、三陸海岸の最南端に位置する牡鹿半島に30ある浜の中で最も小さな浜です。震災前も9世帯しかいない小さな集落でしたが、津波の被害を受け、現在ではわずか2世帯5人が暮らすのみとなりました。このままではこの集落がなくなってしまう。浜に再び活気を取り戻し、住民と住んでいた人、訪れる人がつながる新しいふるさとを創りたい。そんな思いで立ち上がったのが、蛤浜出身で地元水産高校教諭である亀山貴一さんでした。生家である築約100年の古民家を改装し、cafeはまぐり堂として2013年3月11日にオープン。また、海と山に囲まれた浜を活かして新たな観光拠点づくりも進めています。今回の寄付金は、NPO法人鶴見川流域ネットワーキングのアドバイスを受けて行う、浜の安全整備のための資材購入や工事に活用されます。


一般社団法人 いちばん星南相馬プロジェクト(福島・就労支援)
http://www.ichibanboshi-minamisoma.orgichibanboshi.png
プロジェクトの代表をつとめるのは、市役所職員として長く避難所の責任者を勤めた星巌さん。先の見えない状況に不安を抱える皆さんのまとめ役として避難所を支えてきました。避難所を閉じて通常業務に戻るとなった時、「これからは違った立場で市の復興を応援しよう」と決意し、早期退職して立ち上げたのが「いちばん星南相馬プロジェクト」です。これまでボランティアで訪れる方の宿泊施設が少なかったため、築約160年の自宅を改修し、地元のお母さんたちがもてなす農家民宿「いちばん星」をオープン。また、検査で安全を確認してもなお、風評被害に悩む地元農業を支えるため、加工品開発や販売を学ぶ講座を開催するなど仕事創出支援も行っています。今回の寄付金は、地域の方が共同で利用できる加工所設立に向け、厨房機材購入の一部として活用されます。


【忘れない基金へのご寄付について】
●銀行振込でのご寄付の場合
下記口座にお振込みをお願いいたします。


銀行口座:みずほ銀行 青山支店 (普通)2085931
口座名義:一般社団法人シンク・ジ・アース 忘れない基金
カナ表記:シャ)シンク ジ アース ワスレナイキキン

●クレジットカードでのご寄付の場合
下記のページからお願いいたします。
クレジットカードを利用した『忘れない基金』へのご寄付について