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毎月の雲
自然災害支援リポート

2006年01月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
1月は、発達した雨雲が次々にかかったオーストラリアの北部や西部で異常な大雨になりました。活発な雨雲の帯は月末にはニューギニアから南太平洋まで1万km以上にわったて連なりました。赤道付近の東風と南側の西よりの風がぶつかってできる「熱帯収束帯」の雲で、この海域の表面海水温が高かったため、大規模に発達しました。
日本列島に目を移すと、本州付近をしばしば低気圧の雲が通り、太平洋側でも雪や雨が降りました。強い寒気団に覆われている時、低気圧は南の海上を離れて通ります。1月は、大寒波に見舞われた12月より、寒気が少し緩んだことがわかります。
月初めには、米国西部に相次いで低気圧の雲がかかり、大雨が降りました。
ヨーロッパでは、イベリア半島に発達した雲がかかることが多く、大雨を降らせました。月の半ばまではヨーロッパ東部に強い高気圧が停滞したため、雲は東へ進むと弱まり、地中海東部では降水量が少なくなりました。トリノ周辺では雪不足が続きましたが、月末になって、ようやくまとまった雪が降りました。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。