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毎月の雲
自然災害支援リポート

2006年06月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
月の半ば過ぎまで、中国大陸南部から南西諸島にかけて次々に発達した雲がかかりました。これが梅雨前線の雲です。中国南部(華南)は大雨による大きな災害に見舞われ、沖縄でも地盤崩壊などの被害が出ました。月の後半になると、日本の南で次第に晴れの区域が大きくなり、雨雲のコースは中国中部(華中)〜本州付近に北上しました。太平洋高気圧の勢力が強まったことがわかります。
ドイツ周辺にはほとんど雨雲がかかることがなく、サッカーW杯は晴天と暑さの中で熱戦が続きました。ヨーロッパ中部が高気圧に覆われ、北の方を通る低気圧に向かって暖かな南風が吹いたためです。
南半球に目を移すと、南極海を低気圧の雲が次々に東へ進みました。南極大陸と南米など3つの大陸の間に陸地がないため、このエリアはほぼ一年を通して強風が吹き荒れ、「魔の海域」と呼ばれています。今月は、これらの低気圧の雲がかからなかったため、オーストラリア南部は異常少雨が続き、1か月の雨量は平年の3割以下の所が多くなりました。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。