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毎月の雲
自然災害支援リポート

2006年11月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
11月は日本付近や北米周辺などで、しばしば雲の帯が大きく南北にのびる様子が見られました。北からの寒気と南から北上する暖気が激しくぶつかる時にできる雲です。7日に北海道佐呂間町を襲った竜巻も、南北にのびる活発な寒冷前線の雲の中で発生したものです。15日から16日にかけては米国東部でも複数の竜巻による被害がありました。
11月は日本付近は台風のオフシーズンになりますが、はるか南の海ではほぼ一年中、台風が発生(11月の平年発生数は2.5個)しています。フィリピンでは、10月末の19号に続いて、11日に20号、30日に21号と相次いで台風が来襲しました。これら3個の台風は、いずれも中心気圧が925hPa以下まで発達し、最盛期の強さでフィリピンを通過しました。特に21号の被害が大きく、死者・行方不明は400人を超えたと報じられています。
記録的な少雨が続いたオーストラリア南部には月の後半から雨雲がかかるようになりました。反対に、雨期が間近のオーストラリア北部では、月の半ば以降、雨が少なくなっています。
アフリカ中部(赤道付近)では、しばしば積乱雲が発達し、断続的に激しい雨が降りました。ケニアやソマリアでは洪水が多発し、大きな被害が出ました。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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