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自然災害支援リポート

2006年12月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
12月は北太平洋を東進した低気圧の雲が次々と発達し、アラスカやカナダ、米国北西部は、しばしば大雨や大雪、暴風に見舞われました。南の高気圧が例年より強く、大きく北上した暖かな空気が北からの寒気とぶつかって低気圧を発達させたためです。
日本列島も低気圧の雲の通り道になり、太平洋側はいつもの年より曇りや雨の日が多くなりました。26日から27日にかけては本州付近で低気圧が猛烈に発達し、関東では12月の記録を大きく更新する大雨が降りました。日本付近でも南の高気圧が強かったためで、年末を除いて冬型気圧配置は長続きしませんでした。
ヨーロッパや南米でも暖かい高気圧の影響で気温が高く、12月の世界の月平均気温は統計開始(1891年)以来、最も高い記録を更新しました。
月の後半にはマレーシアからインドネシアにかけての広い範囲で積乱雲が発達し、カリマンタン島など各地で大雨が降りました。アフリカの東部や南米大陸にも時々発達した雨雲がかかり、激しい雨が降りました。
一方、オーストラリアには時々低気圧や前線の雲がかかりましたが、記録的な干ばつを潤すような雨は降りませんでした。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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