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自然災害支援リポート

2007年2月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
中国大陸から日本列島にかけては1月に引き続き、低気圧の雲が次々に東に進み、冬型気圧配置が続くことがありませんでした。北からの寒気の南下がほとんどなかったためです。日本ではほぼ全国で、冬の平均気温(12〜2月)が記録的に高く、異常な暖冬でした。
2日には米国フロリダ半島を人参(ニンジン)の形をした雲が通りました。暖かな南風と上空の寒気がぶつかり、大気の状態が非常に不安定になってできた雲です。この雲の下で竜巻が発生し、大きな被害が出ました。本来の竜巻シーズンは、まだ2ケ月先です。
赤道の南で目立つのはニュージーランド周辺から南インド洋にかけての雲の帯です。特に、南インド洋では例年になく雲が発達し、サイクロン(熱帯暴風雨)「ファビオ」、「ガメデ」が相次いで発生しました。これらの影響でレユニオン島、マダガスカル島からアフリカ東岸にかけて断続的に大雨に見舞われました。
一方で、これらの地域のすぐ南、ジンバブエ南部から南アフリカ共和国にかけては、南インド洋の雲も、南極海を次々に東に進んだ雲も、ほとんどかかることがありませんでした。1ケ月以上、異常な少雨が続いています。
南半球でも、多雨と少雨の地域が隣り合うなど、異常な天気になりました。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。