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自然災害支援リポート

2007年3月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
3月になると、日本付近では低気圧の雲が次々と西から東へ進み、3〜4日に一度は天気が崩れるのが普通です。しかし、今年は16日から23日まで、目立った雲が通ることがありませんでした。20日まで冬型気圧配置が続き、その後は高気圧に覆われたためです。太平洋側の地方はほとんど雨が降らず、空気が異常に乾燥しました。東京では、木材などの乾燥度を表す実効湿度が史上最小を記録、火災が多発しました。
北米の東部沿岸(ノバスコシア半島周辺)でも雨雲がかかることが少なく、異常な少雨が続きました。寒気が大きく南下し、低気圧が近づけなかったためです。
アフリカ南部でも異常が続いています。ジンバブエ西部から南ア共和国北部ではほとんど雨雲がかかることがなく、先月から極端な少雨になっています。一方、海を隔てたマダガスカルでは、14日から17日にかけてサイクロン(熱帯暴風雨)による大雨に見舞われました。
オーストラリアの北から南太平洋に長くのびていた活発な雲の帯は、月末になると次第に弱まり始めました。代わって、春分を過ぎ、陽射しが強まってきた北半球では、ニューギニアの北東で雲が発達し、渦を巻き始めました。この雲の渦巻きは4月1日に台風1号になりました。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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