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毎月の雲
自然災害支援リポート

2007年7月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
今年は日本の多くの地域で梅雨入りが遅れましたが、梅雨明けも、九州から東北の各地で平年より遅くなりました。雲の分布にも、いつもの年と異なる様子が見られます。
フィリピンの東(日本のはるか南)の海上では7月の後半になっても例年より雲の少ない状態が続きました。この時期には日本付近へ勢力を広げているはずの太平洋高気圧が例年より南の地域を覆っていたためで、これが梅雨明けが遅れた原因です。
9日に日本のはるか南で発生した台風4号は14日に鹿児島県に上陸、その後は本州の南岸を東へ進みました。台風が本州に近づいたのも太平洋高気圧が弱かったためですが、四国などでは深刻な水不足を一気に解消する“恵みの雨”にもなりました。
西日本と同様に異常少雨が続いていたオーストラリア西部には低気圧や前線の雨雲がかかり、月の後半は平年並みの雨が降りました。
一方、地中海東部から黒海にかけては一ケ月を通して、ほとんど雲がかかりませんでした。勢力の強い高気圧に覆われたためで、イタリアやブルガリアなどで異常少雨になりました。また、ルーマニアなど東ヨーロッパでは40度を超す熱波に見舞われました。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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