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毎月の雲
自然災害支援リポート

2007年9月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
9月になると、日本付近では雲が西から東へ動くことが多いですが、今年は月の半ば頃(特に18日から22日)に異常な動きが見られました。雲が日本列島を中心に右回りに回転し、本州付近が大きな晴れの区域になりました。太平洋高気圧が真夏のように日本の上に勢力を広げたためです。熊本や甲府では観測史上最も遅い猛暑日、札幌は最も遅い真夏日になるなど、異常な高温になりました。
8月まで発生数が少なかった台風は、9月には3個が日本列島に近づき、7日には9号が神奈川県小田原付近に上陸しました。近年、関東への上陸が増加する傾向が見られます。
カムチャツカ半島からアラスカにかけては、しばしば、低気圧の大きな雲の渦巻きができました。低気圧が発達するのは北から強い寒気が南下したためで、季節が冬に向かっていることを感じさせます。
南半球に目を移すと、南米のブラジルは高気圧に覆われて、ほとんど雲がかからず、南部では8月に続いて異常な少雨になりました。オーストラリアでも、南を通る低気圧の雲がかかることがありましたが、雨らしい雨が降らず、南東部では深刻な水不足が続いています。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。