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毎月の雲
自然災害支援リポート

2007年10月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
10月になっても日本付近は暖かさが続きましたが、雲の動きは秋らしくなりました。低気圧や前線の雲が西から東へ進み、気温も中旬以降は北の地方から徐々に平年並みに戻りました。太平洋高気圧の勢力が次第に南へ後退し、北から寒気が南下しやすくなったためです。
ところが、26日に南大東島の南で台風20号が発生し、猛スピードで北上、27日に房総沖を通過しました。日本の近く(北緯20度以北で東経120度〜145度)で発生した台風としては1961年以降、最も遅い発生日の記録を更新しました。この時期になっても南の海上の海面水温が高く、熱帯低気圧の発達を促したと考えられます。
米国東部は月の後半、西から進んでくる雲と南のメキシコ湾から北上してくる雲の影響で、しばしば大雨に見舞われました。偏西風が蛇行して、南から流れ込む暖かい空気と北からの寒気がぶつかり、雨雲が発達したためです。
夏から異常少雨が続いていたブラジル南部では、高気圧が弱まったため、月の後半から雨雲がかかるようになりました。一方、オーストラリア南東部は時折、雨雲がかかったものの、依然として少雨が続いています。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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