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自然災害支援リポート

2008年4月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
4月は世界的に比較的穏やかな1か月でした。偏西風が大きく蛇行することが少なかったのが原因のひとつです。日本など中緯度では雲が次々と西から東へ動いて、数日おきに雨が降り、極端な大雨や少雨になった所はごく一部でした。
竜巻シーズンに入った米国南東部では、しばしば低気圧の雲が通りましたが、大きく発達することはなく、トルネード(竜巻)の発生は例年より少なくなりました。偏西風の蛇行が小さいと、寒気と暖気が激しくぶつかることがないからです。
13日にフィリピン南部を西進した雲のかたまり(熱帯低気圧)は南シナ海で発達し、15日に台風1号になりました。この時期に1号が発生するのはほぼ平年並みです。台風は北上して19日に香港の西に上陸、中国南東部では大雨の降った所がありました。
下旬になると、インドネシアからインド洋に広がっていた活発な積乱雲の集団が北上し、インドシナ半島にかかるようになりました。雨季が近づいていることがわかります。この雲の集団の西端、インドの東で月末にサイクロン「ナルギス」が発生しました。
(日本気象協会 林 英美)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。