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毎月の雲
自然災害支援リポート

2008年6月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
6月のアジアは夏のモンスーン(季節風)の季節。インドからインドシナ半島、中国大陸南部にかけて次々と雲が湧き上がり、東へと流れだしていきます。これは南西モンスーンによって、対流活動が活発になったためです。長くのびた雲は日本列島にも及び、日本でも本格的な梅雨の季節が到来。中国南部では、上旬から中旬にかけて前線活動が活発になり、発達した雲が停滞して大雨による被害が出ました。6月20日ごろ、フィリピン付近にひときわ白く見えるのは台風6号の雲です。この台風により、フィリピンでは大雨による被害だけでなく、フェリーの遭難事故が発生しています。
アメリカ中西部は、気圧の谷に入ることが多く、暖かく湿った空気が入りやすい状態でした。このため、6月前半は次々と発達した雲がかかって大雨になり、大規模な洪水被害が発生しました。一方、アメリカ東部では、いつもの年より高気圧の勢力が強まって気温が高く、ニューヨーク(ラガーディア空港)では、最高気温が37度に達する日がありました。
ヨーロッパ方面は、ほぼ周期的に雲が通過するパターンです。全体的には平年並みの雨でしたが、スカンジナビア半島や地中海西部で雨量が多くなりました。
(日本気象協会 折坂章子)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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