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毎月の雲
自然災害支援リポート

2008年9月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
 8月と同様、台風やハリケーンの被害が続出した9月。アメリカ南部からカリブ海周辺では、9月初めにハリケーン「ハンナ」が接近、9月中旬にはハリケーン「アイク」がテキサス州に上陸し、200名以上の方が亡くなる被害を受けました。一方、アジアには、9月後半になって、立て続けに5つの台風が接近・上陸しました。台風14号と16号は、太平洋上を西へ西へと進んでベトナムに上陸、中国やタイまで広範囲に影響し、台風14号では50名以上の人的被害が発生しました。
 日本でも、13号と15号、2つの台風の影響を受けています。9月12日ごろ、沖縄付近で目がはっきりとわかるのは台風13号の雲。与那国島では、この台風の直撃によって1日で765ミリの雨が降り、観測史上最大の大雨になりました。9月末の台風15号は、九州の南で弱まって秋雨前線に雲隠れ。大型台風の上陸が多いとされる9月ですが、太平洋高気圧がいつもの年より南側に位置していたため、どの台風もあまり北上しませんでした。結局、日本への台風の上陸はゼロです。
 ヨーロッパ方面では地中海周辺にご注目を。9月中旬から下旬にはかなり発達した雲が見えています。9月の地中海はまだ雨の少ない季節ですが、今年はめずらしくまとまった雨が降りました。これは偏西風が大きく蛇行してヨーロッパ北部で高気圧が強まり、南部では低気圧や前線の停滞する形になったためです。
(日本気象協会 折坂章子)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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