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毎月の雲
自然災害支援リポート

2009年1月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
 1月の北半球は冬の真ん中。上空の大気の流れをみると、アメリカから大西洋、ヨーロッパ西部は偏西風が南にぐっと下がり、北側の寒気が入りやすい形でした。アメリカ北東部は低気圧が通過するたびに冷たい北風が吹き荒れ、27日から28日にかけて暴風雪に見舞われました。画面でも、北側にふくらんだ雲がはっきりと見えています。この寒波で、ケンタッキー州やアーカンソー州などで40人以上の方が亡くなったとのことです。
 また、ヨーロッパ南東部やアルジェリアも、次々と低気圧や前線が通っているのがわかります。いつもはカラカラ天気のアルジェリア中部では、めずらしく70ミリというまとまった雨が降りました。
 一方、中国から日本列島は偏西風が東西に流れ、真冬というのに冬型の気圧配置は途切れ途切れに。中国東部は干ばつが続き、農作物への影響、食料不足が懸念されています。
 日本は北暖西冷の傾向で、北日本の気温は平年より高く、北海道釧路の1月の平均気温はマイナス2.1度、1月としては最も高い記録を更新。日本海側の雪も、西日本ではいつもの年以上に積もった所がありましたが、東日本・北日本は雪の少ない状態でした。29日から31日にかけて日本付近を通った雲は南から湿った空気が流れ込んで発達。真冬にはめずらしい大雨で太平洋側の各地を洗い、暖かかった1月は終了! です。

(日本気象協会 折坂章子)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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