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毎月の雲
自然災害支援リポート

2009年6月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
赤道付近には熱帯収束帯の雲が横たわり、活発な積乱雲が帯状に連なっています。ブラジル沖では先月から対流活動が活発で、2日にはリオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス機が乱気流に巻き込まれ、フェルナンド・デ・ノロニア諸島付近で消息を絶つ事故が起きています。
インドやベンガル湾ではモンスーンの影響で発達した雲が次々に発生し、東シナ海から日本付近にかけて梅雨前線の雲が広がっています。9日は九州から東海地方で、10日は関東甲信、北陸、東北南部で、11日は東北北部で梅雨入りとなりました。
アメリカ南部やメキシコ湾でも低気圧や前線の雲が発達し、所々で大雨の被害が出ています。
18日になると南シナ海で台風3号が発生し、23日はフィリピンの東海上で台風4号が発生しました。また時を同じくして、メキシコ湾では今年第1号のハリケーン「アンドレス」が発生しました。メキシコ湾南部のアカプルコで大雨になったほか、漁師1名が波にさらわれて亡くなっています。また、南米アマゾン川では支流にあたるネグロ川上流では激しい降雨が続き、過去最高水位(29.69m)に達しました。ブラジル北部のアマゾナス州では10市以上で浸水被害が発生しており、被害総額は38,000レアル(約185億円)にのぼるとのことです。
一方、中東では雨が降らず、高温・乾燥した状態が続いています。イラクの首都バグダットでは月末になってから激しい砂嵐が発生しました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。