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毎月の雲
自然災害支援リポート

2009年7月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
7月に入っても赤道付近は対流活動が活発で、東南アジアから南アジア付近で積乱雲が次々と発達しました。ベトナムや中国南部では、低気圧や梅雨前線の影響で大雨となり、死者を含む被害が出ました。
七夕の頃、梅雨前線が中国大陸から朝鮮半島を通り、日本付近にまで延びました。韓国の水原(スウォン)では、7月の1ヶ月分の約2倍の量の雨が、わずか1週間で降りました。また和歌山県でも3日間で200ミリを超える大雨となり、約60棟が床上浸水し、男性1名が川に流され死亡しました。
11日になると南シナ海で台風5号が発生し、13日には熱帯低気圧となってベトナムに上陸しました。さらに16日にフィリピンの東海上で台風6号が発生し、フィリピンでは大雨などにより5名が亡くなりました。
下旬頃には西日本で梅雨前線の活動が活発になりました。山口県の防府市では19日から21日にかけて300ミリを超える雨が降り、土石流や山崩れが発生しました。これにより、同県の防府市内で14名が死亡、山口県全体で17名が亡くなりました。また、24日から26日にかけては九州北部で豪雨となり、3日間で福岡県の大宰府市で618ミリ、同県の飯塚市で568ミリ、佐賀県佐賀市の権現山で458.5ミリの雨を観測しました。広島・山口・福岡・佐賀・長崎で約9,000棟の住家の浸水、30名の死者・行方不明者を出したこの豪雨は、「平成21年7月中国・九州北部豪雨」と名づけられました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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