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毎月の雲
自然災害支援リポート

2009年8月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
8月もインド洋や太平洋の赤道付近では対流活動が活発で、台風やハリケーンが次々と発生しました。
3日、南シナ海で台風7号が発生し、中国南部やインドシナ半島にまとまった雨をもたらしました。4日は、台風8号が日本の南海上に発生し、沖縄県の先島諸島に接近した後、8日に台湾に上陸しました。その後、台湾海峡を通り、9日に中国の華中に再上陸しました。台湾南部では3日間の降水量が1,500〜3,000ミリに達し、各地で洪水や土砂災害が発生しました。これまでに376人以上が死亡し、254人以上が行方不明と伝えられています。また、中国南部でも3人が死亡し、1人が行方不明、約140万人が避難する事態になりました。
9日は、台風9号が日本の南海上に発生し、10日から11日にかけて近畿から関東の沿岸を進みました。西日本の各地で大雨となり、四国の太平洋側では降り始めからの雨量が700ミリを超えました。この雨で、洪水や土砂災害が発生し、兵庫県で20名、岡山・徳島・長野の各県で1名が死亡したほか、3名が行方不明となっています。17日、大西洋上では今シーズン初めてのハリケーン「ビル」が発生し、19日にはカテゴリー4まで発達しました。
その一方で、インド北西部やバングラデシュ、オーストラリア、メキシコ周辺では対流活動が不活発で、例年より雨が少なく、農作物に被害が出ています。また、アメリカのカリフォルニア州や、ギリシャのアテネ周辺でも目立った降水がなく、猛暑と乾燥の影響も加わって、大規模な山火事が発生しています。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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