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毎月の雲
自然災害支援リポート

2009年10月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
10月に入っても太平洋赤道付近では対流活動が活発で、次々と熱帯低気圧の渦が発生しました。3日には台風17号がフィリピン北部に上陸し、9日にかけて北部周辺を迷走。北部ベンゲット州のバギオでは7日から9日の3日間の降水量が1,020ミリを超え、同州の各地で洪水や土砂崩れが続発しました。この台風により、フィリピンでは少なくとも375人が亡くなる大きな災害になりました。
また同じ頃、インド南部と西部でも約1週間大雨が続き、洪水などの大規模な水害が発生しました。6日までに少なくとも300人が死亡し、100万人以上が自宅などを失って避難を余儀なくされています。
8日になると、強い台風18号が本州に上陸し、強い勢力を保ちながら東海、関東甲信、東北地方を縦断しました。和歌山県の色川で400ミリ近い雨が降るなど、各地で暴風雨となりました。沖縄から東北の広い範囲で住家の損壊、土砂災害、浸水害などが発生し、5名の方が亡くなっています。また、この台風に伴い、茨城県や千葉県では竜巻が発生し、住家が損壊し、負傷者も出ました。
その後も、9日に台風19号が、16日に20号が、27日に21号が発生。台風20号はフィリピン北部に接近し豪雨をもたらせた後、進路を北東に変えて、沖縄県や伊豆諸島に接近しました。
一方、中国やモンゴルでは先月から雨がほとんど降らず、異常少雨となりました。内陸部では秋にもかかわらず大規模な砂嵐が発生し、日本でも黄砂が観測されました。また、カナダやオーストラリアの一部と、中南米から南米北部地域でも雨が少なくなっています。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。