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毎月の雲
自然災害支援リポート

2009年12月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
南北両半球の中緯度から高緯度地方で、低気圧や前線の活動が活発になりました。上旬はアメリカ南東部やブラジル、南アフリカなどで、中旬は中国東部やスペイン、アルゼンチンなどで大雨になりました。一方で、カナダ南部にはあまり雨雲が掛からず、1ヶ月近く雨の降らない状態が続きました。
赤道付近は相対的に対流活動が弱めでしたが、何度かサイクロンが発生。13日から14日にかけて、フィジー諸島ではサイクロン「ミック」の影響で大雨に、16日にはサイクロン「ローレンス」がオーストラリアの北西部に上陸し、まとまった雨が降りました。
月後半に入ると、上空を流れる偏西風が蛇行を始め、強い寒波がヨーロッパやアジア、北米を襲いました。ポーランドでは氷点下20度まで気温が下がり、18日から20日までの3日間で42人が凍死。同様に、ウクライナで27人、チェコで12人、ルーマニアで11人、ドイツで6人、オーストリアで3人、フランスで2人が亡くなりました。また、クロアチアのザグレブでは低温で列車のブレーキが故障し、52人が負傷。イギリスとヨーロッパ大陸を結ぶ高速鉄道のユーロスターも冷たい外気により故障が生じ、運休を余儀なくされました。アメリカ東海岸でも大雪となり、スリップによる交通事故が多発しました。ワシントンからボストンにかけては多い所で60センチの降雪となり、ワシントンでは大雪による非常事態宣言も出されました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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