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毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年1月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
今月は中緯度から高緯度で低気圧や前線の活動が活発でした。また、北半球の中緯度帯にはたびたび強い寒気が南下し、異常な低温や大雪になりました。
上旬は、シベリアから東アジアにかけて強い寒波が襲来し各地の記録を塗り替えました。 北京は最低気温が氷点下15度を下回り、3日には12cmの降雪を記録しましたが、これは1951年からの観測史上で最大の記録です。 韓国のソウルでも4日未明から大雪となり、午後には25.8cmを超えて、41年ぶりに記録を更新しています。
日本では日本海側を中心に大雪となり、九州の平野部でも積雪となりました。 北海道では太平洋側も大雪となり、えりも町では積雪が116cmに達するなど、道内の4地点で1月として最大の記録を更新しました。
南半球のブラジルやアルゼンチンなどでも対流活動が活発で、特にブラジルの南東部では大雨のために土砂崩れや洪水が発生し、少なくとも75人が死亡しました。
中旬から下旬にかけては、東南アジアで対流活動が活発になりました。フィリピンやインドネシアのボルネオ島、タイや中国の華南では熱帯低気圧などの影響を受け、月降水量の2倍近い雨が降りました。
一方、カナダでは、ひと月を通して降水が少なく気温も平年より高い所が多くなりました。 バンクーバーオリンピックでフリースタイルやスノーボードの行われるサイプレス・マウンテンでは降雪がほとんどなく、スキー場では一般客用のコースを前倒しで閉鎖するなど対応に追われました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。