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毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年4月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
3月に引き続き、中緯度帯を低気圧や前線の雲が次々と流れ込みました。ブラジル東部では5日の夜から大雨となり、リオデジャネイロ州では180ヶ所以上で土砂崩れが発生し、少なくとも224名が死亡、数千人が避難生活を余儀なくされました。
また、北半球では先月から偏西風の大きく蛇行した状態が続き、この時期としては強い寒気が、中国の東部や日本付近にたびたび流れ込みました。日本では全国的に低温となり、東北や関東では平均気温が平年より2℃以上も低くなった所がありました。日照時間も平年の8割程度と少なく、農作物の生育に影響が出ました。また17日には関東や東北南部で雪が降り、東京・横浜・熊谷・前橋・宇都宮・甲府では41年前の1969年に記録した最も遅い降雪の記録に並びました。
24日になると、アメリカ南部のミシシッピー州で巨大な竜巻が発生し、少なくとも10名が死亡、多数の負傷者がでました。アメリカでは毎年4月になると竜巻の数が増え始め、6月頃にピークを迎えます。竜巻の発生には発達した積乱雲が不可欠ですが、この日は低気圧が発達しながらアメリカ南部を東に移動しているのが見て取れます。
他方で、赤道付近の対流活動は先月と比べても低調で、台風などの発生はありませんでした。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。