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毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年5月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
5月は、例年通り東アジアで南西モンスーンが吹き始め、中国南部から日本の南海上には梅雨前線の雲が発生しました。これらの影響で、中国南部や内陸部では断続的に豪雨となり、広東省、湖南省、江西省などでは河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、16日までに1,517万人以上が被災し、101人が死亡しました。沖縄と奄美地方は平年より2日〜4日早く、6日に梅雨入りしました。中旬以降は、たびたび激しい雷雨に見舞われています。
また、平年より海面水温の高いインド洋やインドネシア近海では対流活動が活発となり、次々に積乱雲が発生しました。20日にはサイクロン「ライラ」が、インド南東部のアンドラプラデシュ州を直撃し、少なくとも32人が死亡、78,000人以上の方が避難しました。一方、台風の発生はありませんでした。
ヨーロッパや北米大陸では、発達した低気圧や前線の雲が次々と通過し、1日から2日にかけて、アメリカのテネシー州では記録的な豪雨となりました。洪水などで20名の方が亡くなっています。下旬には、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア、セルビアと言った中欧でも集中豪雨が発生し、洪水などで7人が死亡、数千人の方が避難を余儀なくされました。
また29日になると太平洋東部で熱帯暴風雨「アガサ」が発生し、30日にかけて中米を横断しました。グアテマラでは洪水などで109人が死亡、エルサルバドル、ホンジュラスと併せて132人の方が亡くなりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。