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毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年6月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
6月に入ると、梅雨前線がやや北上し、本州付近に停滞しました。九州から東北では12日から16日にかけて梅雨入りし、反対に沖縄では19日に梅雨明けとなりました。また、前線の活動も活発で、九州南部では度々大雨となり、宮崎県の都城市や鹿児島県の種子島では、6月の月降水量が過去最高となりました。一方、北海道では強い日差しと暖かい空気の影響で記録的な猛暑となり、26日には道内の観測所15箇所で最高気温が35度以上の猛暑日となりました。
梅雨前線の影響は日本に留まらず、中国南部にも豪雨をもたらしました。特に、福建省や広東省、湖南省、江西省、四川省、広西チワン族自治区などでは洪水や土砂災害が発生し、360人以上が死亡、150人近くが行方不明となりました。
また、赤道のやや北に位置する熱帯収束帯の対流活動も活発になりました。特に東南アジアやインド、中米付近では発達した積乱雲や熱帯低気圧の雲が見られました。3日、サイクロン「フェット」がアラビア半島のオマーンに上陸し、16名が死亡し、4名が行方不明になりました。ミャンマーでも豪雨による地滑りや洪水が発生し、少なくとも68名が亡くなっています。また、ブラジル北東部でも度重なる豪雨により洪水が発生し、ペルナンブコ州とアラゴアス州で72人が死亡し、1,000人以上が行方不明になりました。29日にはメキシコ湾で今年初のハリケーン「アレックス」が発生し、30日にメキシコ北部に上陸しました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。