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毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年7月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
7月前半は、中国から日本付近に梅雨前線の雲が掛かり、前線の活動も活発になりました。西日本と東日本では、10日から16日にかけて佐賀県佐賀市の北山で613.5ミリの雨が降るなど、各地で500ミリを超える大雨となりました。広島県、島根県、岐阜県では洪水や土砂災害が発生し、併せて14人の死者・行方不明者が出ました。また同じ頃、中国各地でも大雨となり、洪水や土砂災害が多発しました。6月以降断続的に発生する豪雨により、死者は823人、行方不明者は437人に達しています。
7月後半に入ると、奄美地方から東北地方でいっせいに梅雨明けし、その後は日本各地で猛暑となりました。21日には東京都心で2年ぶりに35度を上回るなど、全国100地点以上で猛暑日を記録しました。
モスクワなどロシア西部でも記録的な猛暑となり、高温による乾燥と強風で、泥炭層や森林で大規模な火災が発生しました。その反対に、南米には強い寒波が押し寄せ、アルゼンチンやパラグアイ、ボリビアでは寒さによる死者が出ています。
また、赤道付近の対流活動も日に日に活発になり、特に太平洋西部からインド洋にかけて、真っ白な積乱雲が海を覆いました。14日には、台風2号(コンソン)がフィリピンに上陸し、少なくとも76人が死亡、72人が行方不明となりました。また29日にはパキスタンでも豪雨による洪水が発生し、1,500人以上が死亡しています。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。