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毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年9月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
8月に引き続き、熱帯収束帯の対流活動が非常に活発でした。特に、太平洋西部と南シナ海からインド洋にかけての海域で、次々と白く輝く積乱雲が発生・発達しました。また、その中からは4個の台風が発生し、うち3つが沖縄や小笠原諸島を含む日本に接近または上陸しました。8日は、台風9号が福井県に上陸し、その後、東日本を横断しました。神奈川県の丹沢湖周辺ではわずか半日で500ミリ近い雨が降り、一部で土砂災害などが発生しました。
また、メキシコ湾やカリブ海周辺でも対流活動が活発で、8つのトロピカルストームが発生し、うち4つがハリケーンまで発達しました。6日にはトロピカルストーム「ハーマイン」の影響で、グラテマラで豪雨による土砂災害が発生し、44人が死亡、16人が行方不明になりました。
19日は、台風11号が台湾を横断し、南部では日雨量が1,000ミリを超える記録的な豪雨になりました。また、同じ頃、インドでも強いモンスーンの影響で豪雨となり、北部のウッタラカンド州では洪水や土砂災害で少なくとも63人が死亡しました。
また、メキシコ南部や中米の各地でも、トロピカルストームの影響で20日頃から大雨になりました。長く降り続いた雨の影響で、28日にはメキシコ南部オアハカ州サンタマリアトラウイトルテペクで土砂崩れが発生し、少なくとも7人が死亡、100人以上が行方不明になりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。