logo_Think the Earthプロジェクト
Project 011 live earth
image_携帯

バックナンバー
最新情報
live earthについて
メッセージ
毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年10月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
10月に入り熱帯収束帯の対流活動はピークを過ぎたものの、水温の高い東南アジア周辺海域や、アフリカの中央から西部では引き続き対流活動が活発で、真っ白に輝く積乱雲が次々と発生しました。
4日、インドネシア東部のニューギニア島では大雨により洪水が発生し、濁流が村に押し寄せました。住宅数百棟が全壊し、少なくとも56人が死亡、数十人が行方不明になりました。
7日には、バングラデシュのベンガル湾で15隻の漁船が、熱帯低気圧の直撃を受けて転覆し、少なくとも200人の漁師が行方不明になりました。また、沿岸の地域でも洪水が発生し、およそ15万人が避難する事態になりました。
西アフリカのベナンでも、大雨による大規模な洪水が発生し、18日までに43人が死亡し、およそ10万人が家を失いました。
18日は、大型で非常に強い台風13号がフィリピンのルソン島を直撃し、倒れた木の下敷きになるなどし、11人が死亡しました。その後、台風13号は南シナ海を北上し、この影響で台湾北東部で大雨となりました。さらに奄美地方でも、台風周辺の非常に湿った空気が流れ込み、記録的な豪雨となりました。期間中の降水量は奄美市名瀬で700ミリ、奄美市住用村で800ミリを超え、家屋の浸水や土砂災害が多発し、3名の方が亡くなりました。
また28日から30日は、台風14号が沖縄や奄美地方および関東地方に接近し、東日本の太平洋側でも大雨になりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。