logo_Think the Earthプロジェクト
Project 011 live earth
image_携帯

バックナンバー
最新情報
live earthについて
メッセージ
毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年11月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
11月に入り、赤道収束帯の対流活動は全体的に弱まりましたが、ラニーニャ現象の影響で海面水温の高い東南アジア周辺海域では、引き続き対流活動が活発でした。初旬は、インド洋東部で「アングレック」と「ジャル」という2つのサイクロンが発生し、そのうち「ジャル」は8日にインド西部を直撃しました。それとは別に、フィリピンでは大雨により洪水や土砂崩れが発生し、14人が死亡、10万世帯以上が被災しました。またタイでも先月から断続的に洪水が発生し、犠牲者は185人に達しました。
同じ頃、カリブ海でもハリケーン「トーマス」が猛威を振るい、カリブ諸国で洪水が多発し、生活インフラや農作物に多大な被害が出ました。また、中旬には南米ベネズエラでも豪雨により洪水や土砂崩れが発生しました。
一方で、中緯度帯では低気圧や前線の雲が目立つようになってきました。月の前半は南から(南半球では北から)暖気が入り、異常に暖かい所が多くなりましたが、後半に入ると北から寒気も流れ込むようになり、寒暖の差が顕著になってきました。下旬には北欧やロシア西部で最低気温が平年より15度以上低くなり、ロシアのアルハンゲリスクでは30日の最低気温が氷点下28度を下回りました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。