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毎月の雲
自然災害支援リポート

2010年12月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
12月は、低気圧や前線の渦巻状の雲が、中緯度地方を次々と通過しました。北半球では断続的に強い寒気が流れ込み、ヨーロッパ、日本付近、米国東部などで記録的な低温や大雪になりました。
上旬はヨーロッパや米国東部で大雪となり、イギリスやスイス、フランスで空港が閉鎖されたほか、高速鉄道「ユーロスター」も一部で運休となりました。ポーランドでは気温が氷点下20度近くまで下がり、8人が凍死しました。冬でも温暖な米国フロリダ州フォートローダーデールでも気温が4.4℃まで下がり、169年ぶりに最低気温の記録を更新しました。
下旬になると米国東部や日本の沿岸で低気圧が発達し、雲が巨大な渦を巻くようになりました。
米国東部では26日頃から猛吹雪になり、ニューヨークの空港で1,400便以上が欠航するなど、各地で交通が混乱しました。
日本でも各地で大雪となり、北海道の広尾町や鹿児島市では12月の降雪量が観測史上最大を記録、広尾町や会津若松市、米子市、鹿児島市など7地点で12月の最深積雪の記録を更新しました。31日には鳥取県の奥大山スキー場で雪崩が発生し、従業員4名が死亡しました。
一方、インド洋東部から太平洋西部にかけての赤道付近でも、ラニーニャ現象の影響で対流活動が活発でした。下旬になるとオーストラリアの北東部にも白く輝いた雲が次々と流れ込み、クイーンズランド州では市街地が冠水するほどの豪雨になりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。