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毎月の雲
自然災害支援リポート

2011年2月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
先月に引き続き、赤道周辺の対流活動が非常に活発で、アフリカ中部やマダガスカル島周辺、インドネシアやオーストラリア周辺、南米北部などで、積乱雲が次々と発生しました。特に、オーストラリア周辺では1月末から2月中旬にかけて、合計6個のサイクロンが発生し、そのうち2つが上陸しました。
3日未明、5段階で最も強いカテゴリー5まで発達したサイクロン「ヤシ」がオーストラリア北東部のクイーンズランド州に上陸しました。この影響で住宅数百戸が破壊されたほか、同州の主要農作物であるサトウキビやバナナ畑が壊滅的な被害を受けました。
17日には、大型のサイクロン「カルロス」が豪州北部のダーウィンを襲い、24時間で435ミリの記録的な豪雨となり、各地で洪水や冠水の被害が出ました。
また、マダガスカル島にも14日にサイクロン「ビンギザ」が上陸しました。秒速40〜60メートルの突風を伴う暴風雨となり、各地で土砂災害が発生するなど甚大な被害が出ました。
一方、中緯度帯に目を向けると、低気圧や前線に伴う渦巻状の雲が次々と通過しました。アメリカでは2日、発達した低気圧の影響で、中西部から北東部にかけての広い範囲で吹雪や大雪となりました。空港では数千便が欠航し、シカゴでは過去3番目に多い降雪を記録しました。日本でも太平洋側で降水量が多くなり、14日には東京都心で3年ぶりに2cmの積雪を記録しました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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