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毎月の雲
自然災害支援リポート

2011年6月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
赤道付近の対流活動が活発になり、北半球では今年初のハリケーンとサイクロンが発生しました。北東太平洋では7日にハリケーン「ADRIAN」が、19日には「BEATRIZ」が、北大西洋では29日に「ARLENE」が発生し、インド洋では11日に、サイクロン(名前なし)が発生しました。また北西太平洋でも22日に台風5号が発生し、27日にかけて東シナ海から黄海を北上しました。この影響で、フィリピンでは豪雨と暴風により少なくとも11人が死亡し、4万人が避難する事態になりました。
また東アジア域では南西モンスーンが強まり、梅雨前線が明瞭になりました。
中国の南部から中部では断続的に大雨となり、洪水や土砂崩れ、土石流が度々発生しました。13の省と自治区、直轄市などで約3,657万人が被災し、うち175人が死亡、86人が行方不明になりました。また、日本の九州でも連日大雨となり、中旬だけで1,000ミリ以上の雨を記録した所もありました。
一方で、日本の南海上には雲のない晴れのエリアがあります。これは太平洋高気圧によるもので、沖縄地方では9日に梅雨明けとなりました。平年に比べて14日も早く、統計開始以来最も早い記録となりました。
また、下旬になると太平洋高気圧が本州付近にも張り出したため、日本各地で猛暑になりました。埼玉県の熊谷市では24日に気温が39.8℃まで上がり、6月として国内最高気温の記録を更新しました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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