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毎月の雲
自然災害支援リポート

2011年7月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
先月に引き続き、赤道収束帯の対流活動が活発でした。特にインドネシア周辺の海域で非常に活発となり、4つの台風が発生しました。
一方で、アメリカや東シベリア、中央アジア、ロシアの北西部、ヨーロッパ東部など、北半球の中緯度から高緯度付近は、勢力の強い高気圧に覆われて異常な暑さになりました。
アメリカでは、中西部から東部にかけて連日40度を超える猛暑となり、全米10州で少なくとも34人の方が暑さのため亡くなりました。また南部を中心に全米の国土の約12%が異常干ばつ、40%以上が異常乾燥に見舞われ、穀物などが収穫できない状況になりました。日本でも8日から11日にかけて九州北部から東北で梅雨明けし、東日本や西日本では連日猛暑日を観測しました。
ただ中旬になると、日本付近の太平洋高気圧は弱まり、台風6号が四国に接近し、20日に徳島県に上陸しました。自転車並みのゆっくりとしたスピードで迷走したため、四国や紀伊半島の山沿いでは降り始めからの雨量が1,000ミリを超える記録的な大雨になりました。
下旬になるとオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間に前線が発生し、朝鮮半島から本州にかけて梅雨のような天気になりました。
韓国では26日から29日にかけて連日豪雨となり、土砂崩れなどが発生し、74名が亡くなりました。日本でも27日から30日にかけて、新潟県や福島県の会津地方などで記録的な大雨となり、4名が死亡、2名が行方不明になりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。