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毎月の雲
自然災害支援リポート

2011年9月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
先月に引き続き、赤道付近の対流活動が活発で、7個の台風と6個のハリケーンが発生しました。
3日、台風12号が高知県東部に上陸し、その後、ゆっくりと四国・中国地方を縦断しました。大型で、動きも遅かったため、各地で記録的な豪雨になりました。総雨量は、紀伊半島を中心に広い範囲で1,000ミリを超え、奈良県の上北山では1,800ミリ以上の雨量を記録しました。この雨で、河川の氾濫や土砂災害が発生し、和歌山県や奈良県など全国で73名が死亡、19名が行方不明になりました。
13日には、日本の南海上で台風15号が発生し、21日に静岡県浜松市付近に上陸しました。その後、暴風域を伴ったまま東海から関東、東北地方を北東に進み、九州や四国の一部では1,000ミリを超える大雨になりました。また、東京都の江戸川臨海で最大風速30.5m/s(観測史上1位)を記録するなど、各地で暴風が吹き荒れ、交通機関に多大な混乱を及ぼしました。土砂災害や増水した河川に流されるなどし、神奈川県、静岡県、愛知県など全国で16名が死亡し、2人が行方不明になりました。
24日は、日本の南海上で台風17号が発生し、27日にフィリピン北部のルソン島に上陸しました。洪水や土砂災害などにより、少なくとも55人が死亡しました。
その他にも、ベトナムやカンボジア、タイ、パキスタンで豪雨が発生し、特にパキスタンでは先月から今月19日までに、少なくとも342人が亡くなりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。