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毎月の雲
自然災害支援リポート

2011年10月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
10月に入っても赤道付近の対流活動が活発で、特にインドネシア周辺海域や中南米付近では断続的に巨大な積乱雲群が発生しました。一方で、中緯度付近を低気圧や前線の渦巻状の雲が次々と通過しました。
1日、フィリピン北部のルソン島に台風19号が上陸し、地滑りにより1人が死亡、1人が負傷しました。また、タイやミャンマーなどインドシナ半島にも活発な雨雲が掛かり続け、大量の雨が降りました。タイでは先月から続く大規模な洪水のために320人以上が亡くなり、下旬には首都バンコクも冠水する事態となりました。
中米でもハリケーンや熱帯低気圧の影響で、各地で洪水や土砂災害が発生しました。メキシコではハリケーン「JOVA」の影響で92,000人以上が被災し、4人が死亡しました。また大雨による土砂災害により、16日までにエルサルバトルで32人、グアテマラで28人、ホンジュラスで13人、ニカラグアで8人が亡くなりました。
また、アフリカ大陸の中央アフリカ共和国でも豪雨により洪水が発生し、約590世帯で家屋が損壊するなどの被害が出ました。
一方で、米国の東海岸では、29日から30日にかけて季節はずれの大雪になりました。北東部では重く湿った雪で折れた枝が電線に掛かるなどし、300万世帯以上が停電しました。また、凍結した道路や、倒木、切れた電線による感電などで、米国で19人、カナダで1人が亡くなりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。