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自然災害支援リポート

2011年11月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
先月に比べ、赤道付近の対流活動はやや弱まりました。期間中、インド洋でサイクロンが1個、大西洋と北太平洋でハリケーンが1個ずつ発生しましたが、台風の発生はありませんでした。一方で、発達した低気圧や前線の雲が中緯度帯を次々と通過しました。
2日、鹿児島県の奄美大島では、発達した雨雲の影響で猛烈な雨が降り、床上・床下浸水や土砂崩れなどの被害が出ました。瀬戸内町古仁屋では観測史上1位の1時間に143.5ミリの雨を観測し、全国でも史上9番目の記録となりました。
4日は、ヨーロッパを発達した低気圧が通過し、フランス南部からイタリア北部にかけて大雨になりました。イタリア北部の都市ジェノバでは、年間平均降水量の約3分の1にあたる356ミリの雨が、わずか6時間で降り、洪水により6人が亡くなりました。
5日は、南米コロンビアで土砂崩れが発生し、7日までに38人が死亡し、約20人が行方不明になりました。
18日、長崎県の五島市で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、土砂崩れが発生し、約80世帯が孤立状態になりました。また、同日鹿児島県奄美大島の徳之島町では、発達した積乱雲から竜巻が発生し、住家が飛ばされ3名が亡くなりました。
20日は、ベネズエラ中央部のアラグア州で豪雨により河川が氾濫し、約260世帯の1,000以上が被災しました。
26日、インド洋では熱帯低気圧が発生し、スリランカ南部では強風や大雨により20人以上が亡くなりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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