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毎月の雲
自然災害支援リポート

2012年1月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
赤道付近の対流活動はやや活発で、赤道から南緯20°付近に発達した積乱雲群が多く見られました。特にインドネシア近海からインド洋では5個のサイクロンが発生し、そのうちカテゴリー2まで発達した「ハイディ」が12日にオーストラリア西部に上陸しました。 この影響で西部の都市ポートヘッドランドでは、1月の月平均降水量の2倍以上にあたる100ミリに達する雨が降り、暴風や高波で港が閉鎖される事態となりました。
また南米ブラジル付近も対流活動が活発で、断続的に大雨が降りました。5日は、リオデジャネイロ州のムリアエー川沿いの堤防が決壊し、隣接するミナスジェライス州と合わせ8人が死亡し、15,000人以上が避難しました。
一方、中緯度から高緯度にかけては、低気圧や前線の渦状の雲が次々と通過しました。またラニーニャ現象の影響も加わり、各地で異常気象となりました。 アルゼンチンでは北から暖気が入ったため異常な暑さになり、雨もほとんど降らなかったため、大規模な干ばつが発生しました。また米国でも、各地で記録的な高温となりました。
反対に日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に大雪になりました。北海道の岩見沢では16日に194cmの積雪を観測し、統計開始以来1位の記録を更新しました。またその他の15地点でも1月の最深積雪の記録を更新し、青森県の酸ケ湯では4メートルを超える積雪になりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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