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毎月の雲
自然災害支援リポート

2012年2月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
太平洋東部の赤道域の海面水温は基準値に近い値となり、昨年9月から続いていたラニーニャ現象は終息しました。ただ、インドネシア周辺や、インド洋の南緯20°付近の海面水温はなかなか下がらず、依然平年より高い状態が続きました。そのため、同海域では対流活動が活発で、今月も6個のサイクロンが発生しました。特に9日発生した「ジョバンナ」は、14日から15日にかけてマダガスカル島を横断し、35人が亡くなりました。
またオーストラリア東部にも度々熱帯低気圧が接近し、大雨や洪水の被害をもたらせました。
また、先月に引き続き、ユーラシア大陸には放射冷却で出来た勢力の強い高気圧が居座りました。この高気圧の縁に当たるヨーロッパや中央アジアには強い寒気が流れ込み、各地で記録的な低温になりました。先月下旬から中〜東欧を中心に氷点下30度を下回る冷え込みが続き、低体温症や凍傷で260人以上が亡くなりました。
一方、日本など中緯度帯は、低気圧や前線の渦巻状の雲が次々と通過しました。日本では低温に加え、日照時間も少なくなったため、各地で梅の開花が3週間から1ヶ月ほど遅れました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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