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毎月の雲
自然災害支援リポート

2012年3月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
赤道収束帯の対流活動は全体的には弱めでした。ただ、インドネシア周辺やインド洋付近では依然活発な状態な続き、2つのサイクロンと、今年初の台風1号が発生しました。
上旬は、サイクロン「イリーナ」がマダガスカルからモザンビークや南アフリカを通過し、暴風雨などで多くの被害がありました。
中旬になると、オーストラリアの北東部や西部で、熱帯低気圧やサイクロンの活動が活発になりました。オーストラリア北東部のタウンズビルでは、熱帯低気圧の影響で14日から19日の6日間に、3月の月平均降水量のおよそ4倍にあたる460ミリの雨が降りました。また17日には、サイクロン「ルア」がオーストラリア西部のパードゥー付近に上陸し、大雨をもたらせています。
一方で、中緯度帯に目を向けると、発達した低気圧や前線の雲が、渦を巻きながら次々と通過しています。
アメリカは偏西風の蛇行の影響で南から暖気が入り続け、3月の米国の平均気温は1895年の統計開始以来、最高となりました。このため、雷雨や竜巻が発生しやすくなり、3月に観測された竜巻の数は、平均の80件のおよそ3倍に当たる223件に上りました。特に初旬は米国中西部と南部で少なくとも45個の竜巻が相次いで発生し、10州で建物の倒壊などの被害を出し、40人以上の方が亡くなっています。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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