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毎月の雲
自然災害支援リポート

2012年4月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
赤道収束帯の対流活動は弱く、太平洋でサイクロンが一つ発生したほかは、目立った雲は見られませんでした。
一方で、中緯度付近を発達した低気圧や前線の雲が次々と通過しました。
3日から5日にかけて、俗に言う爆弾低気圧(急速に発達した低気圧)が日本付近を東に進み、各地で大荒れの天気になりました。889の観測地点のうち76地点で最大風速の観測史上1位の記録を更新。車が横転したり、建物の屋根が剥がれるなどの被害が発生しました。
またアメリカ南部や中西部では竜巻が相次いで発生しました。3日は南部のテキサス州で、15日は中西部で竜巻が多数発生し、建物が崩壊するなど大きな被害が生じ、死傷者も出ました。
下旬になると、雨雲が沖縄付近を絶え間なく通過するようになり、28日に沖縄地方で、翌29日に奄美地方で梅雨入りとなりました。ともに平年より10日以上早く、沖縄地方は観測史上3番目(タイ記録も含む)、奄美地方は2番目(タイ記録も含む)に早い梅雨入りになりました。
上空に目を向けると今月は北半球で偏西風が南北に大きく蛇行し、ヨーロッパや日本付近には強い寒気が流れ込みました。北日本は月平均気温が平年を下回り、昨年12月以降、5ヶ月連続の低温(1984年以来28年ぶり)となりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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