logo_Think the Earth
Project 011 live earth
image_携帯

バックナンバー
最新情報
live earthについて
メッセージ
毎月の雲
自然災害支援リポート

2012年5月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
5月に入り、赤道付近の対流活動がやや活発になってきました。まだ大きさはさほど大きくありませんが、白く輝く積乱雲群が発生と衰退を繰り返しました。この影響もあり、インド洋でサイクロンが1個、西部太平洋で台風が1個、東部太平洋及び大西洋で、ハリケーンがそれぞれ2個ずつ発生しました。ハリケーンの発生は両海域で今年初めてです。
一方で、中緯度付近は、先月に引き続き低気圧や前線の雲が次々と通過し、ヨーロッパや中国の内陸部に大雨をもたらせました。
また、先月から続く偏西風の蛇行に伴って、日本の上空には強い寒気が度々流れ込み、大気の状態が不安定になりました。
6日は、茨城県のつくば市などで『スーパーセル』と呼ばれる発達した積乱雲が発生し、国内で観測されたものとしては最大級の巨大な竜巻が発生しました。竜巻はこのほかにも複数個発生し、茨城県や栃木県で合わせて約890棟の家屋が損壊し、1名が亡くなりました。
アジアでは南西モンスーンが強まり、中国南部から日本の南海上には梅雨前線と思われる帯状の雲が度々発生しましたが、西日本や南西諸島はあまり影響を受けず、西日本の太平洋側では5月として統計開始以来1番の少雨となりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。