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毎月の雲
自然災害支援リポート

2012年9月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
赤道付近の対流活動が依然活発で、3つの台風と7個のハリケーンが発生しました。特に太平洋西部からインド洋でその活動が顕著で、巨大な積乱雲が次々と発生しました。パキスタンでは、9日と10日のわずか2日間で、9月の平均降水量のおよそ50倍にあたる290ミリの雨が降り、大雨や洪水、地滑りなどで50人以上の方が亡くなりました。またインドの北東部でも、中旬から下旬にかけて断続的に大雨となり、少なくとも33人が死亡、100万人以上が避難する事態になりました。
16日になると、大型で非常に強い台風16号が沖縄本島を直撃し、その後も、非常に強い勢力を保ったまま九州の西の海上を北上しました。また、次に発生した台風17号も、29日に非常に強い勢力で沖縄本島を通過しました。その後も北東に進み、翌30日の夜には愛知県に上陸し、東海から東北地方を縦断しました。
また、中緯度から高緯度に目を向けると、低気圧や前線の活動が活発になってきました。大きな渦状の雲が次々と通過し、イタリアや南アフリカ、アルゼンチンなどに大雨をもたらせました。
その一方で、北半球では異常高温になった所が多く、北日本では9月の平均気温が統計開始以来、最も高くなりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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