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毎月の雲
自然災害支援リポート

2013年6月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
先月にも増して赤道付近の対流活動が活発になり、4つの台風と、4つのハリケーンが発生ました。
一方で、サイクロンの発生はありませんでしたが、インド洋では南西モンスーンが強まり、インド付近では次々と巨大な積乱雲が発生・発達しました。 インドでは断続的に激しい雨が降り、北部では洪水や土砂崩れが発生しました。 最も被害の大きかったウッタラカンド州では、26日までに822人が死亡し、約9万人が避難しました。
中緯度から高緯度に目を移すと、先月までに比べると弱いものの、低気圧や前線の渦状の雲が、次々と通過しました。 上旬は、ヨーロッパの中部から東部にかけて大雨となり、大河川が氾濫し、各地で洪水の被害が発生しました。 チェコ、ハンガリー、オーストリア、ドイツ、スロバキアの5ヶ国では、9日までに少なくとも21人が死亡し、2万3千人以上が避難する事態となりました。
また、下旬にはカナダの西部アルバータ州で洪水が発生し、3人が死亡、約1万人が避難しました。 中国から日本付近には、梅雨前線の帯状の雲が掛かり、その上を低気圧が次々と進みました。 日本でも23日から26日にかけて、九州を中心に西日本の各地で大雨となり、浸水や土砂災害の被害が発生しました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
※Mac版Internet Exprolerではスライダーを操作することができません。