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毎月の雲
自然災害支援リポート

2013年7月の雲




[雲の動きから何がわかるのかな?]
先月に引き続き、赤道付近は対流活動が活発で、熱帯低気圧と思われる渦巻き状の雲が次々と発生しました。そのうち、太平洋東部では3つのハリケーンが、大西洋では2つのハリケーンが発生しました。また、太平洋西部では3つの台風が発生し、そのうち台風7号は12日から13日にかけて先島諸島を通過した後、台湾と中国南部に上陸しました。
一方で、中緯度付近にも低緯度の暖かく湿った空気が流れ込み、前線や低気圧に伴う巨大な積乱雲群が次々と発生しました。特にアジアでその傾向が顕著で、中国中部から朝鮮半島ではひと月を通して断続的に大雨となり、度々洪水や土砂災害が発生しました。中国の四川省では7日以降の大雨で68人が死亡し、179人が行方不明になりました。また陝西省でも8日以降の大雨により、27人が死亡し、2人が行方不明になりました。また日本でも、期間の後半は梅雨前線が日本海に停滞した影響で、全国各地で大気の状態が不安定になり、局地的に非常に激しい雨が降りました。ひと月の降水量は、北海道の登別市カルルスで500ミリを超えたほか、福島県、新潟県、石川県、福井県、岐阜県、滋賀県、島根県、山口県で300ミリを超えました。島根県津和野町では24時間の降水量が、観測史上1位となる381ミリを記録したほか、山口県の山口市や萩市須佐では1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降りました。この大雨により山口県萩市で2名、新潟県長岡市で1名が死亡したほか、山口県萩市と島根県津和野町で計2名が行方不明になりました。
(日本気象協会 柳瀬 真)

※画像が欠けていることがありますが、気象衛星が地球の影に隠れて太陽電池が働かなくなったり、なんらかの障害によって観測できなかったことによるものです。
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