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自然災害支援リポート

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フィリピン台風被害 (update:2006.12.26)

2006年11月30日から12月1日にかけて、フィリピンに大型の台風21号(現地名レミン)が上陸しました。9月のミレンヨ、10月のパエンと大型台風による被害が続く中、12月9日から10日にかけて台風22号が通過。さらに被害が拡大し、避難民が増えています。フィリピン政府によると、死者と行方不明者はそれぞれ700人以上、負傷者は約2000人、避難者は10万人近い状況と報告されています。(12月14日の情報)

フィリピン南部のルソン島にあるマヨン山周辺地域の被害が大きく、土壌が火山灰で作られているため、大雨により泥流被害が発生するなど、大きな被害が出ています。家屋の90%以上が破壊された地域もあり、避難者が日々増加。劣悪な衛生状態と水不足が原因で、感染症の拡大も懸念されています。


被害が大きかったマヨン山の位置

被災地で緊急医療支援を行っている団体、特定非営利活動法人アムダ(AMDA)に20万円の寄付を行うとともに、現地での活動の様子をお聞きしました。報道が少ないために現地の様子はあまり伝わってきませんが、このリポートを通じて少しでも知っていただけたらと思います(詳細はAMDAのホームページをご覧ください)。


【被災地の様子】


被災地の様子(写真提供:AMDA)

暴風雨に飛ばされた車。フィリピン特有の火山灰が堆積した黒土が、土砂被害が拡大した原因のひとつと言われています。
AMDAは、2006年12月1日、緊急医療支援の開始を決定し、現地にスタッフを派遣しました。最大の被災地であるルソン島南部のアルバイ州では、たった一つの病院だけが機能するのみとなっていました。また、水道・電気・ガスなどのインフラが完全に停止し、道路も寸断されていたため、AMDAは5日から巡回診療を開始しました。

【巡回診療1】


診察を待つ患者と診察の様子(写真提供:AMDA)

これまでに9カ所で巡回診療を実施(12月15日現在)。1日に300人前後の患者を診療しています。外傷の治療に加えて、肺炎など呼吸器系の症状を訴える患者も増えています。


【巡回診療2】


診療を行う医師(写真提供:AMDA)

被災地では、日本人の看護師に加え、インドネシア、ネパール、フィリピン各AMDA支部、現地の医師と看護師(およそ20〜30人)が交代で診療に当たっています。


【巡回診療3】


医薬品の支給(写真提供:AMDA)

医薬品を調達し、被災地での巡回診療の際に症状にあわせて支給しています。


【避難所での子どもの診療】


診察を受ける子ども(写真提供:AMDA)

電気や水道がストップしているため、避難所での生活を余儀なくされる人も多くいます。


【AMDAに募金するには?】

今回の寄付は、緊急医療支援の費用として5000人以上の患者の巡回医療のために使われました(12月1日〜21日まで実施)。現在は調整員が残って復旧支援の調査を行っています。
引き続き、AMDAのフィリピン台風被害支援活動への寄付は、下記口座で受け付けています。ぜひご協力ください(2006年12月26日現在)。
AMDAの活動についての詳細はAMDAのホームページをご覧ください。

郵便振替
口座番号:01250-2-40709
口座名:AMDA
注:通信欄に「フィリピン台風」と明記してください。


【その他の緊急支援情報】

復興支援を行っている団体は他にも多くあります。各団体の寄付先情報は緊急支援情報に掲載していますので、参考にしてください。各団体ホームページへのリンクも掲載しています。