2013.09.24 Tweet

from 奈良 vol. 64 学びはもっと楽しく、ラディカルに。ワークショップの第一人者が考える「ラーニング3.0」

目次へ移動 プレイフルとは真剣さ

上田さんの学びに対する思いが凝縮されているのが、「プレイフル・ラーニング」という言葉 です。上田さんは著書 『プレイフル・シンキング』(宣伝会議) のなかで、プレイフルをこう定義しています。

1)プレイフルとは、真剣に向き合うこと
2)プレイフルとは、柔軟であること
3)プレイフルとは、協調のためのエンジン
4)プレイフルとは、実現できそうな予感にワクワクすること

「楽しいことの中にこそ学びがあります。でも楽しいだけではなく、興味のスイッチが入って、本気でかかわること。人は本気にならないと、夢中になんてなれませんよ。イヤイヤやっていたら、クリエイティビティなんて出てこない。だから、興味や情熱に基づく学びが大事になってきます」

そして、ラーニング(learning)という言葉をもっと広めたいと考えています。

「ラーニングの訳語は、学習、学び、勉強とさまざまなイメージがありますよね。学びという言葉も悪くないのですが、学校教育的響きが強い。学校でやる勉強のイメージで、楽しいこととは結びつきにくい。ラーニングを一言で定義することは難しいけれど、新しい世界や自分を知ること、と言えるんじゃないでしょうか。つまり、自分の可能性を切り拓いていくための機会(opportunity)です。 メディアやデザインという言葉のように、ラーニングもカタカナで広まるといいと思っています。 そうすれば、新しいラーニングのイメージが広まります」

064-004.jpg 上田さんの著書 『プレイフル・シンキング』(宣伝会議)、『プレイフル・ラーニング』(三省堂)

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